私は先生の特別になりたい (ページ19)

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☆ ページ19

翌日

瀬「A九九は覚えたか？」

あ「まだバカにしてるの？

昨日バッチリ覚えました〜」

上「んじゃ試しに7の段言ってみ？」

あ「えーと…7×1=7、7×2=14………7×7=48、7×8=58、7×9=64！

どうだ見たか！！」

瀬「…えーと…」

上「うん…」

轟「間違ってるぞA」

あ「！？」

エク「ウン、今日モ復習ダナ」

あ「エクトプラズム先生いつの間に！！」

爆「ﾊｯ雑魚が」

あ「演習でボッコボコにしてやる」

爆「ぁあ！？やれるもんならやってみやがれ」ﾎﾞﾑｯ

あ「あーやってやるよ」ﾌﾞﾜｯ

エク「コラ！教室デ個性ヲ使ウンジャナイ！！」

瀬「ここまで来ると喧嘩する程仲が良いってやつだなー」

あ、爆「誰がこんなやつ！！」

上「あ、揃った」

爆「ﾁｯ」

エク「ﾊｧ…イレイザーヘッドモ大変ダナ」

エクトプラズム先生はそう言って頭を抱えた

数学の授業を終え、何故か私だけ罰として

プリントを集めてエクトプラズム先生と一緒に職員室へ

あ「エクトプラズム先生

なんで爆豪くんは罰を受けないんですかー！」

エク「罰ト言ッテモコレハ昨日ノ復習ヲ忘レタ罰。

我ハカナリショックヲ受ケタ。」

あ「うっ…」

その言葉に私は何も言えなくなり大人しく罰を受けることに

職員室に入ってプリントを渡すと

結局今日の放課後も復習だと言われてしまった

あ「…ちゃんと勉強しよ」

落ち込みながらも職員室を出て教室へ戻っていると

先の方から相澤先生が歩いて来る

でもその隣には…高宮さんが居た

何を話してるのか分からないがとても楽しそうな様子で

私は更に落ち込んだ

相「！おいA」

私に気づいたのか相澤先生が名前を呼ぶ

隣にいた高宮さんの視線もこちらに向くが

その表情は少し曇っているように感じて居心地が悪かった

相「俺に用だったか？」

あ「ううん、エクトプラズム先生に聞いて」

何だか早くここから去りたくて私はそう言って横を通り過ぎた

相「A？」

高「Aちゃん？」