理想と現実2

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TH side









言うつもりなんてなかった




ただ心配で、一人でいさせたくないと思っただけなのに






大切な弟の彼女は奪えないし、そんなことしたくない





でもグクのせいでAちゃんは泣いてる





そんなのほっとけないでしょう？







「俺にしときなよ。
グクじゃなくて。
絶対、誰よりも大切にするから。」






約束するよ？



絶対泣かせたりしない







『テヒョン、さん、、、』




また泣き出してしまった





『私、だめです、、
今は簡単にぐらつくから、、
そんな、こと言われたら、、どうしていいかわからない。』





そうだよね、弱ってる所に漬け込むなんて最低だよね






「すぐじゃなくていいよ、ゆっくり考えて？」






それでも俺は君を支えたい





『ありがとう、ございます。』





あーもう、これ以上泣かないで？






「ほら、もう泣かないの〜！
可愛いお顔が台無しだよ？
そんなに泣いたらジミナみたいなお餅になっちゃうよ？笑」





『ちょ、ジミンさんに失礼！笑』








やっぱり笑ってるほうがいいよ








ねぇ、グクは何考えてるの？





Aちゃんもらっちゃうからね？

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