小さな世界で

13 ページ14

A「営業事務だけは一番やりたくなかったんです！！！」








渡「分かる分かる！！俺も営業だけにはなりたくなかった！！笑」










A「それなのに！！！まさかの同期の女子で1人だけ！！営業事務だなんて！！！」










渡「うけんだけど！！笑」








A「うけてないで何か優しい言葉かけてくださいよ！！！」











渡「おつー」







A「もう絶対に電話でませんから！！着拒です！！！」










皆さん









こんな関係になりました









仮面はどこかに吹っ飛んだみたいです










渡「俺、こっちの橘の方が好きだわ」









キュン










なんてしたけど









ん？









A「こっちの…とは？」








渡「人間味しか感じないロボットじゃない橘」










A「そんなに私ロボットでした？」










渡「ストレスやべぇんだろうなって思ってた笑」









渡「この仕事ってイライラするじゃん？ストレスやべぇし、自分のモチベなんてまだ営業はあるかもだけど、事務員には佐野さんみたいじゃないと？みつからないじゃん？笑」







ディスった







笑








渡「だからさ、橘ってイライラ1つ見せないし、なんでもやってくれるし、いつも笑顔だし、すげぇなってずっとふっかと話してた」












ふっかさん…










こんなタイミングじゃないと聞けなかったことだから







何だか少し









少しだけ









頑張りが報われた気がした

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す