積もる話 ページ49
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｢10年ぶりぐらいやなあ！！！メジャーデビューおめでとう！！！もう7、8年前の話なってまうけど笑｣
｢ありがとう！Aのおかげやわ！｣
｢私なあ、浪花いろは節買ってんで！｣
｢ほんま！？めっちゃ嬉しい！！｣
｢その後のCDもちゃんと買って聞いてんで！ほんま嬉しいわあ、やっと会えたなあ！！｣
｢俺ちゃんと林檎の樹植えたで笑｣
｢ちゃんと実なったな！！笑｣
うわーって近寄ってきたAを思わず抱きしめる。
Aはギュッと俺の背中に手を回すと、嬉しそうに笑いながら俺の背中をさすった。
二人でワイワイ言いながら空白の、時間の隙間を埋める。
｢海ちゃんと祐介は！？どうなったん！？｣
｢二人ともスタイリストさんなってんで！最近結婚して式挙げたん！！｣
｢え！！海ちゃんと祐介が！？！？！！｣
｢うん！めっちゃ綺麗かったぁ〜！｣
｢え〜！！俺も行きたかったぁ〜！！！｣
｢写真見せたろか！｣
｢え！あんの！｣
｢携帯に入れてる！｣
｢見せて見せて！！！｣
携帯を操作するAを覗き込んだ時、
｢あの〜｣
｢｢はい？｣｣
｢撮影、始めたいんですけど、｣
｢｢あ！すいません！！｣｣
積もる話がありすぎて周りが見えてなくて慌てて頭を下げた。
周りの演者の方も、スタッフの方も暖かくて、｢久しぶりの再開だったの？｣って声をかけてくれる。
Aは後方で台本を渡されていてたくさんの説明を受けてる。
ト書きとか目張りとかドライとかの業界用語が聞こえてきて、その中心にAがいることに少しの違和感。
30分もしない内にカメラの前に座らされたAは、ドライもリハも無しにいきなりカメラを回せと監督に言われている。
カメラマンも流石に渋った表情。
｢いや監督、流石にそれは、、｣
｢いいから！！この子凄いわよ！！！｣
監督の厚に押されて合図が出される。
Aはその合図を皮切りに、目の前に出された懐石料理を口に運び始めた。
その姿は小学生の時から変わらない。
やっぱりAは、とっても美味しそうに食べる。
｢カット！！｣
｢完璧！！！！Aちゃん最高！！｣
監督は嬉しそうにAに抱きつく。
Aは少し困惑した表情で監督を抱き留めると不安そうに辺りを見渡した。
横にいたスタッフが感嘆の声をあげる。
｢あんなに美味そうに食う人初めて見た、｣
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じょび(プロフ) - tadamomopiさん» ももくらさんありがと！！！！！！！ (2019年3月30日 13時) (
レス) id: 7786978901 (このIDを非表示/違反報告)
tadamomopi(プロフ) - やっぱりやっぱり大好き（ ; ; ）（ ; ; ） (2019年3月28日 23時) (レス) id: fd599d71d8 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - オクラさん» オクラさん！コメントありがとうございます！(○´ｰ`○)頑張ります！ (2018年8月19日 11時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
オクラ - とても面白いです(＞＜)更新頑張ってください！！！ (2018年8月19日 11時) (レス) id: 7ba911c0c9 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ∞くらら∞さん» ∞くらら∞さん！コメントありがとうございます！頑張ります！！！ (2018年8月2日 1時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じょび | 作成日時：2018年7月9日 15時
