大倉くんと親友【緑】

久しぶりの ページ46

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｢もしもし！A〜！？｣

｢あ、あ〜？着いたよ〜？｣

｢Aも東京か〜！！今から向かうわ！｣

｢了解〜！待ってる！｣



電話を切って5分後には鳴り響くインターホンに笑いながらチェーンを外す。


入ってきた瞬間私に抱きついたあーは、とっても綺麗になっていてオーラもあって、ほんとに自慢の親友だ。




｢久しぶりやなあ〜！｣

｢そうやなあ！2ヶ月くらい？｣

｢ほんま！いつもは我慢してるけど事務所に許可とって解禁や〜！！！｣



そういうとあーは持ってきた大量のお酒を冷蔵庫に入れて、缶ビール二本を机に置いた。



｢あ！またアイス貯めてる！｣

｢もう触れんとって〜笑｣



先程コンビニに行って何も無い冷蔵庫にぶち込んだのは、卵と氷と牛乳とアイス。


あーは笑いながら私の隣に座ってあたりめを開ける。


二人で小さくかんぱーいといいながら飲んだビールは、久しぶりに美味しく呑めたお酒だった。


二人で笑いながら何本も缶ビールを開ける。



アルコールに強い2人はそのまま時計がてっぺんを指すまで呑み続けた。


狭いところで寝るのが苦手な私はベッドが大きめなので、そこに二人で潜り込む。


修学旅行のようなテンションのまま、ウトウトと重くなった瞼を閉じた。



あーが隣にいると安心感があって久しぶりによく眠れる気がした。


そのまま二人で深い眠りに落ちる。







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