=親友 ページ8
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今日は金曜日。
つまりはAがうちに来て晩御飯を食べる日。
クラスは別々だから給食も別々なので、ご飯を一緒に食べるのは初めてで、俺はとてもワクワクしていた。
Aは相変わらず人気者で、俺はそんなAが俺の友達でいてくれることが誇らしい。
Aのおかけでたくさん友達もできて、俺はいつの間にかクラスの中心人物。
「おくら!帰ろー!!!」
終礼が終わった瞬間にAの声が聞こえて、Aが教室に入ってきた。
「うん帰ろ!」
「もうお腹ぺこぺこやわ〜」
なんて話をしながら教室を出ようとした時、
「うわ〜!大倉とAがイチャイチャしてる〜!お前ら好き同士なんちゃん〜?」
なんてからかってきたのは例の南本くん。
仲良いね、なんて言われることはあってもそんな風にからかわれたことはなくて、
俺はどう答えたらいいのか分からなくて一瞬立ち止まって、次の瞬間に全否定しようと息を吸いこんだ。
「当たり前やん!わたしら親友やで!
南本は好きな友達と一緒に帰らんの?
あ、杉本さんと帰ったら〜」
吸いきった息を音にしようとした瞬間に、俺の思ってた答えとは真逆な返答が横から聞こえた。
Aは真っ直ぐな目で南本くんを見ていて、
俺を親友だと言った。
し ん ゆ う
恥ずかしがることなく俺のことを好きだと、
親友だと真っ直ぐな目で言ったAに嬉しくて、俺はついにやけてしまう。
「そんな俺のこと好きなん?」
「勘違いせんといて!笑」
会話に和んだ1組は笑いに包まれる。
南本くんはやっぱり気まずかったのかいつの間にか居なくなっていて、
いつだって思ったことをまっすぐ言えるAに救われた気がした。
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じょび(プロフ) - tadamomopiさん» ももくらさんやろ!!!IDでわかるんやからね!私も好き!!! (2018年12月17日 8時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
tadamomopi(プロフ) - すき!! (2018年12月8日 20時) (レス) id: dd33592cf0 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» 住野よるさんの作品素敵ですよね!嬉しいお言葉ありがとうございます!頑張ります!! (2018年8月29日 16時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - そうです!!!住野よるさん私も大好きです!!!これからもじょび様の作品楽しみにしております(^^) (2018年8月28日 22時) (レス) id: d221d00b99 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん!コメントありがとうございます!住野よるさんの文学作品のことでしょうか、、、それならとっても嬉しいです!あの作品、とっても大好きで何回も読み返したのを思い出します(> <)意識はしてなかったのですがとっても嬉しいです! (2018年8月28日 22時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じょび | 作成日時:2018年4月8日 1時