仮面の下を見せてよ

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須貝「えーじゃあ俺も呼ぼ！」

川上「まあ俺は既に呼んでますけどね」

伊沢「は！？俺一番だと思ってたのに！」

川上「言ったじゃないですか、幼馴染だって。」

そういえば私とタクが幼なじみだって皆さん知ってるみたい。
多分誘う段階で知ってたんだろうなぁ。
タクが私のことを幼馴染だって大っぴらに言うこともなかったから珍しい。

福良「はいはい、早く食べないとご飯冷めちゃうよー！」

さっきの準備といい福良さんは何だかママみたいだ。本人には絶対に言えないけどね。

みんながそれぞれ好きなものに手を伸ばす中私は美味しそうなピザに手を伸ばす。
私はピザが大好きなのだ。特に定番のマルゲリータ。シンプルだけどトマトソースの酸味とバジルが好きなんだよね〜
ピザを食べていると彩加さんが空のコップを持ってやってきた。

山森「さ、Aちゃんは何にする？」

迷いどころだ…私はお酒には強いし好きだけど初めから羽目を外すのも良くない。飲むなら後でかな…

『じゃあ…ジュースで』

山森「ちなみにみんなお酒飲むからあとから飲もうって思ってても無くなっちゃうからね？」

まるで心を見透かされたような発言に私はいとも容易く心を動かされ、『ハイボールで。』と答えるのだった。

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