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Aside

twitterを眺めながらぼーっとしていると、インターホンが鳴った。
すぐ福良さんが玄関にかけていった。夜ご飯が届いたのかな?

気になって玄関に向かうと、福良さんが大量の荷物を抱えて動けない状況だった。

『大丈夫ですか?持ちますよ。』

すぐ駆け寄って荷物を半分持つ。とても暖かいからデリバリーのやつか。
ピザっぽい箱やオードブルの容器が沢山ある。

福良「ありがと〜。じゃあ、オフィスに持って行ってくれる?」

『わかりました』

私と福良さんで手分けして全てオフィスへ運ぶ。
オフィスでは既にカトラリーや取り皿が置いてあり、すぐに食事を始めれる状態だった。おそらく福良さんが準備したのだろう。

福良「じゃあ、食べ物はそこら辺に並べておいて、みんなを呼んできてもらってもいい?」

『了解です』

私は撮影部屋へ行き、夜ご飯ですよと声をかけた。
オフィスへ向かうと更にドリンクまで準備されていた。しかもジュースからお酒まで色々ある。みんなが好きに飲めるように。すごいな…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

伊沢「ということで!!立原Aちゃん、これからよろしくお願いします!かんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」

ただ夜ご飯をみんなで食べるだけだと思っていたが、いつの間にか私の歓迎会に成り代わっていた。福良さん曰くせっかくだから、だそう。

伊沢「じゃあ、本日の主役のAちゃんから何か一言お願い!」

急に手を引っ張られてみんなの前へ出される。急なことに頭がついていけない。

『えっと…これから頑張ります。よろしくお願いします!』

すごく在り来りなことを言っちゃった。少し反省する。
でもみんなが拍手で盛り上げてくれた。

福良「っていうか伊沢さんいつから下の名前で呼んでたの?!」

伊沢「え、さっき許可もらった」

『誰でも呼んでもらっても大丈夫ですよ』

何故か大丈夫だと思えるんだよね。
普通ならこんなにすぐに人との距離を縮めることはない。そもそも私自身から歩み寄ることを拒んでしまうから。
でもこの人たちは違った。私が閉じていた心のシャッターをいとも容易くこじ開け、手を差し伸べてくれた。だからこそ私もこの人たちなら、って歩みを進めることができた。
まるで最初から人見知りじゃなかったみたい。

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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