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話とは妙なところで繋がるものだ。当事者であるAも気まずそうな顔をしている。

『あーこいつかもですね…』

とりあえず変な空気のまま沈黙が続くのも嫌なので適当に言っておいたがAが今度は察したような顔をしている。やっぱり当たりか。

A『…それは私な気がします…』

ぎこちない笑みを浮かべたAがおずおずと答える。

山本「あ、それ知ってるかも。工学部の氷の小悪魔だっけ?」

さらっと山本が爆弾を投下。もう無理だと全てを諦めたAが観念したように声を上げた。

A「それも私ですね。」

山森「え、すごいじゃん!!」

すかさず山森さんがフォローを入れてくれた。あの渾名は思ったより広範囲に広がっているらしい。

伊沢「でも今知れて良かったんじゃない?」

福良「そうだね。動画では本名を出すから、自分を知っている人が見る可能性もある。だから今のうちにみんなに情報を共有していて良かったと思うよ。」

伊沢とふくらさんもフォローを入れる。これから一緒に活動していく者として知っていてもいいだろう。

Aの方を見てみれば助けてという顔でこちらを見ている。少しフォローを入れてやるか。

『まあまあ、大丈夫や。ここの人は他の人みたいに茶化したりする人たちじゃないから。』

A「本当に?」

須貝「絶対しないから!大丈夫大丈夫!」

Aはほっとしたように胸をなで下ろした。まあ大丈夫だろう。

伊沢「あ、そうだ。もう時間も遅めだしここでみんなで飯食ってく?」

腕につけた時計を見てみれば既に8時前。周りでは賛成の声が相次いでいた。
全員賛成ということで、夜ご飯はオフィスでみんなで食べることにした。

福良「じゃあ適当にデリバリーいっぱい頼んどくからねー」

みんながはーいと口々に言う。
その中で俺はAに近づいた。オフィスに入ってからなかなか話してなかったし、大丈夫だろうか。

『急に入るって決めたけどどう?できそうか?』

A「大丈夫だとおもう。みんないい人そうだし、彩加さんとも仲良くなれたし。」

『そっか。それなら大丈夫やな。何かあったらいえよ。』

A「うん。あっそういえばさっき私が標準語話してるの見て笑ってたでしょ。」

『あ、ばれたか?』

A「ばれてるよ…」

それでもなお標準語を貫き通すAに少し笑ってしまう。するとまた「もー!」と怒られてしまった。

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エリ(プロフ) - きららさん» ありがとうございます!生き甲斐だなんて宜しくないですよ( ˇωˇ )これからも頑張ります、ありがとうございます! (2019年7月22日 18時) (レス) id: 289df29eb3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら - もう、生き甲斐になってます(*´∀`)♪ (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)
きらら - いつも面白いお話を書いてくださることに感謝しかございません!これからもエリさんのペースで更新頑張ってください!毎日更新楽しみにしてます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: 74e44844cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリ | 作成日時:2019年7月13日 21時

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