君とまた出会うまで…【名前変換オリジナル】

after.42 ページ42

「莉久...？」







莉久「A、俺って信用ない？」





「そ、そんなわけない」










びっくりした...心臓がずっとバクバクしてうるさい

莉久があんな風になるなんて思わなかった。










莉久「あの時とは違うだろ、オセロがなくたって俺たちは思い合えるだろ！」









確かにそうだ。

私は疑ってばかりで信じようとしなかったし歩み寄ろうとしなかった。




分かっていないのは私の方だったのかもしれない









素直にならなきゃダメだ


大人なんだから尚更

















「莉久が...最近遅くなったり仕事の量が明らかに増えたのが気になったんだ。何かを疑いたくは無かったが理由くらい知りたくて...でも怖かったんだ」







莉久「...そうだったのか」



「莉久だって忙しくて頑張っているのに...ごめん」






最初からこうするべきだった。
わざわざこんな風にしなくたって

















莉久「最近遅くなったのは、どうしてもお金が欲しかったからで...色々相談してたから」










「相談...？」



















莉久「不安にさせてごめん、こんな事しなくたって俺はずっとAのものだから」








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ドキッ



















莉久「だから、その証を渡したかったんだ。」









































莉久はカバンの中から...リングケースを取り出した。

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