君とまた出会うまで…【名前変換オリジナル】

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莉久「泣いてる...？」



「な、泣いてない」




莉久「いやいや！どうした...」











嬉しい...私なんかをそんなに思っていてくれたなんて


あの頃からまた会えるまでずっとずっと不安だった。

莉久がどっか行っちゃうんじゃないかって...
誰かに取られちゃうんじゃないかって...
私の事忘れちゃうんじゃないかって...






私もずっと...君が大事だったから



















莉久「A...」





膝に乗せていた私の手の上に莉久は手を重ねた。



















莉久「待っててくれて...ありがとう」




「...うん！」






莉久「不安にさせてごめん」













莉久「俺はあの時も今も、Aがいてくれる瞬間が幸せなんだ。」








莉久の手に熱がこもる。

花火の音なんていつの間に聞こえなくなった。


今は何時で...明日は何があるとかどうでも良くなるくらいに今は君の視線が熱くて離せない



















莉久「大切にするから...彼女になってくれないか？」









誰かの特別になることがこんなに嬉しいなんて知らなかった。


世界は君のために大きくなって、夏が好きになるように君を好きになった。






全部君なんだから答えは決まってる



















「お願い...します...！」






莉久「こちらこそ」















私達は二度目のキスをした。











夏の匂いと花火の音

それに混じった私の鼓動の音



大人っぽくなった私達だけれど、お互いを思う気持ちは変わらなくて...




いや、どんどん熱くなった。



















莉久「あのさ、A」




「...ん？」

































































莉久「一緒に住まないか？」



















…………………………んん？？？？

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