君とまた出会うまで…【名前変換オリジナル】

after.25 ページ25

莉久side










俺がした事は全く最低だった。


















情で訴えかけられて偽物であったとしても彼女を作った。
それを言えずに連絡も出来なくなって…




また今日出会うまで不安にさせた。










でも君は俺に怒っていなくて…
大人っぽくなった君に向かって歯止めが効かなくなりそうだった。





橙野くんと一緒にいた時は焦ったけれど仕方ないとも思ったんだ。


俺が怒る資格なんてこれっぽっちも無い








彼女は素敵な女の子だ。誰が見たってそうだろう







でもワガママを言うと…



















…彼女の隣は俺がいいんだ。



























―――――――――――――――――――――
















A「莉久！起きたかー？」










「…A？」












夢じゃない…そう実感した。



それ以上に俺は世界で1番幸せだと思った



















A「今日は朝から授業なんでしょ？そろそろ起きて支度しないと遅刻するぞ？」




「そう…か」












Aは会っていない間に大人っぽくなって、眩しいくらい素敵な人になった。














朝、目が覚めて1番に好きな人と話せる事がこんなに嬉しいなんて知らなかった。

















俺、やっぱり君が大好きだ…









そんな事さえ久しぶりに会ったから恥ずかしくなって言い出せなかった。

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