44話 ページ44
乱数「Aどうだった?!今日の手作りお弁当作戦★」
A「う〜ん・・・」
Aは乱数からの質問にYesともNoともわからない返答をする。
乱数「なになに!何でも報告する約束でしょ!メロメロ作戦には僕も協力してるんだから聞く権利はあると思うけどぉ〜?」
A「えっと、あのね」
A「あのね、これから毎日幻太郎にお弁当を作ることになったよ」
乱数「へー!そっかそっか!よっぽどAの作った弁当が気に入ったんだね〜!!それで?」
さっさと本題を報告してほしいとAに先を促す。
するとAは意味が分からないと言った風に、え?とぽつりと言った。
乱数「・・・ん?いや、それだけじゃないでしょ??他に何かあったんでしょ?」
そう言ってAからの結果報告を今か今かと待つが、一向に言おうとしない。
乱数「・・・・・・・え?まさか、本当にそれだけ?」
本当に、ただそれだけの進展で、
Aこんな表情をしているのだろうか。
まるで、大切な人に一生分の愛を誓われたかのような、慈愛に満ちた表情を。
A「でもね、幻太郎、最近購買のパンにも飽きてきた所だったから、
私のお弁当をこれからも食べてもいいって言ってくれた!!」
「だから今日、お弁当おかずレシピって本買ってきたよ!!」
と嬉しそうに買ったばかりのレシピ本を乱数に見せる。
その本には既に付箋が貼ってある。
乱数「(二人がお互いの気持ちに気付くまで、こうやってゆっくり応援するのも悪くはない・・・かな?)」
2人がお互いの気持ちに気付くまで
あと少し。
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るうみ - 続きめっちゃ気になります()無理せず頑張って下さい!応援してます (2020年1月6日 23時) (レス) id: d801fe8186 (このIDを非表示/違反報告)
そーか - 続きが楽しみです!頑張って下さいね! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 43c04a9725 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月31日 13時