32話 ページ32
ごとんごとんと規則的なリズムが、
乗り合わせた人を揺らす、
私はいつものように幻太郎と電車に乗る。
今はあまり苦しくないが、
この時間帯の電車はいわゆる通勤、
次に到着する駅は利用者数の多い大きな駅なので一気に電車は窮屈になる
車内にはアナウンスが響いていた。
もうすぐ駅に到着するという合図だ。
私はあと二分程度で決行されるであろう新たな作戦に闘志を燃やしていた。
A「(よ、よし・・・っ!今度の作戦は恥ずかしいけど…、乱数がこれは絶対に成功するって言ってた!!)」
電車が停止する。
夢野「A、こっちに来てなさい」
A「あっ、うん」
幻太郎が私を、ドア付近からちょっと入った座席の前の位置に誘導した。
何故か幻太郎は、いつもこの瞬間に私を車内の中ほどに移すのだ。
電車通学が始まってから、
本当に毎日の事だったので私はその行為を全く気にも留めていなかった。
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るうみ - 続きめっちゃ気になります()無理せず頑張って下さい!応援してます (2020年1月6日 23時) (レス) id: d801fe8186 (このIDを非表示/違反報告)
そーか - 続きが楽しみです!頑張って下さいね! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 43c04a9725 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月31日 13時