31話 ページ31
夢野「(こ、こいつ・・・!ヘアアクセサリーをつけている?!ヘアースタイルをいじるなんて面倒くさがっていたのに、一体どうゆう風の吹き回しなんだ?!それに随分と可愛らしい蝶々の飾りピンじゃないですか、髪を留めているせいで耳が丸見えだぞ!!) 」
頭の中は大混乱だが、幻太郎は冷静を装った
夢野「いつも私を待たせない様に努力するんですね。」
そう言って幻太郎歩き出した。
いつもと変わらない幻太郎の様子に、
Aは今日決行されたばかりの作戦ではあったが、
もう既にめげそうだった
A「(そうだよね、私みたいなのがピンをつけてみたとして、それが幻太郎にとってどうなるって話だよね…)」
昨日、乱数との作戦会議でファッション雑誌の恋愛コーナーを参考にし、
辿り着いた今日の作戦でだったが、
効果を得られた様には感じなかった。
『いつもとは違う髪型で彼にギャップ萌えアタックだ!』
という記事を参考にしたのだが、
生憎、幻太郎がそれに対して何か反応を示すといった、Aの期待通りにはなってくれなかった。
A「(そうだよね・・・、いつもと違うって言ってもただ髪を耳にかけて、そこにピンを留めているだけだし、そもそもそんなちっちゃな事、気付かなくて当然か。)」
A「作戦は始まったばっかり、頑張ろう」
しょぼくれた思いを振り払うかの様に、頭をブンブンと横に振って気持ちをリセットさせる。
Aは先を行く幻太郎の背中を追いかけた。
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るうみ - 続きめっちゃ気になります()無理せず頑張って下さい!応援してます (2020年1月6日 23時) (レス) id: d801fe8186 (このIDを非表示/違反報告)
そーか - 続きが楽しみです!頑張って下さいね! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 43c04a9725 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月31日 13時