14話 ページ14
ピピッという音と共に、幻太郎は体温計を抜き取り数字を確認すると、そのまま制服も脱がずに自室のベッドに倒れ込んだ。
(やっぱり悪化したか。)
常に体調管理は万全で、今まで風邪なんてものとは無縁に過ごしてきた幻太郎は、高熱を出していた。
(頭がガンガンする…目眩もだ。)
ここ最近、学校も休んで寝たきりの状態だったが、
それでも無理して出かけていたのには理由があった。
(全てあいつのせいだ…)
頭の中で悪態をついていると、チャイムが鳴る。
体があまりにもだるいので、居留守を使おうとしたが、
しつこくチャイムが鳴るので仕方なく重い体を起こす。
玄関に向かう頃にはイタズラかと思う程チャイムが鳴っている
夢野「うるさい!」
と怒鳴りながら扉を開けた。
扉を開けた直後
夢野「う"っ…!」
突然何者かが力いっぱい幻太郎のみぞおちめがけてタックルをかまし、
その衝撃で幻太郎は訪問者に押し倒された。
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るうみ - 続きめっちゃ気になります()無理せず頑張って下さい!応援してます (2020年1月6日 23時) (レス) id: d801fe8186 (このIDを非表示/違反報告)
そーか - 続きが楽しみです!頑張って下さいね! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 43c04a9725 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年12月31日 13時