3話 ページ3
ここの制度は成績によってクラスが振り分けられる
おかげで行きたいクラスに行ける
潜入先のE組は落ちこぼれのクラス
入試テストはわざと間違え、E組になるようにした
そうして理事長室の前に着き、ドアノブに手をかける
深呼吸をして、新しい私に切り替わる
理事長室に入った瞬間私は
天宮Aとして完璧に過ごす
理事長「初めまして、Aさん」
にっこりと笑う理事長は作り笑いで、圧があった
『初めまして』
理事長「さて、君のクラスはE組だよ」
私はそれに微笑み
『そうですよね、私馬鹿なので仕方ない』
理事長「これから頑張りなさい
E組に関しては後ろの彼から説明がある」
その頑張りなさいは、頑張れなんて聞こえなかった
そして後ろを向くと
防衛省の烏間惟臣...
一応ガタイのいい部類の男性なのだろうが
零よりは劣るな...
烏間「俺は防衛省の烏間だ
早速だが今はE組の暗殺をしている」
『防衛省?暗殺??』
烏間「急で混乱するのは仕方がない
今年、月が蒸発した事件は知っているか?」
知ってるも何もこちとら公安だし...
『はい、まぁ...有名ですし』
烏間「実はその蒸発させた犯人、超生物が1年後に地球を爆発させると言った
そしてその、超生物は1年間この学校のE組で教鞭をとると言い
生徒はそいつを殺すために暗殺の訓練をしている
ここまでで質問は?」
『えっと何となく分かりました...』
その後私は長い山道を歩き、E組の教室へと向かい職員室の前へ
烏間「超生物の見た目に驚くと思うが慣れてくれ」
『分かりました』
ガラガラと音を立てて扉を開けると
うにょうにょとした黄色い
『タコ...』
先生「タコじゃありません!私には殺せんせーという名前があります!」
『そうなんだ!よろしくね殺せんせー
あ、そうだ、私家庭の事情で連絡が来たらすぐに学校を出なければならなくて、大丈夫ですか?』
先生「理由をお聞かせしても?」
『家庭の事情なので...それはちょっと...』
先生「そうですね、すみません
それでは教室に向かいましょう、呼んだら入ってきてくださいね」
『分かりました』
廊下で待ち、暫くすると名前を呼ばれる
教室に入り黒板に名前を書き、正面を向く
印象が良くなるように笑顔で
『初めまして、天宮Aです!
家庭の事情で連絡があったら帰ることが多く、遅刻、欠席が多くなりますが
よろしくお願いします!』
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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時