18話 ページ18
班行動にて
茅野「折角京都に来たんだから抹茶わらび餅食べたーい!」
『それもいいけど私は茶そばが食べたーい!』
茅野「それもいいね!」
奥田「では抹茶わらびに毒を入れてみるのはどうでしょう!」
茅野「『なんで!?勿体ないよ!!
抹茶わらびが!』」
杉野「でもさー、修学旅行の時くらい忘れたかったよなー
暗殺には縁の無い場所でさ」
渚「そうでも無いよ?」
『1867年、坂本龍馬暗殺
本能寺、織田信長も暗殺の1種だし
この僅か1km範囲の中でもすごい人達が暗殺されてる
ずっと日本の中心だった京都は暗殺の聖地じゃないかな?」
杉野「なるほどなー、言われてもこれも立派な暗殺旅行だ」
神崎「そう考えて見るとすごいね」
茅野「うん!」
私たちは京都をブラブラ歩いていると
後ろに気配を感じ私は足を止めて後ろを見る
(...高校生?)
業「どうしたのー?早く行くよー」
『あ、うん』
そして祇園の奥に入ると
人数が増える
高校生みたいだし、素人か...
茅野「へー、祇園って奥に入るとこんなに人気ないんだー」
神崎「うん、一見さんお断りのお店ばかりだから
目的もなくふらっと来る人もいないし見通しがいい必要もない
だから私の希望コースにしてみたの」
気を張っていると前からも来る
茅野「さすが神崎さん!下調べ完璧!」
メールを素早く打って零に報告
GPSもあるからそれを辿るように
もしかしたら...この中の何人かには...言うべきなのかもしれない
不良「ほんと完璧ー、なんでこんな拉致やすい場所歩くかねー」
多いなぁ...
多分神崎さんと茅野ちゃんは目立つから隠しても意味は無い...なら
『奥田さん!』
奥田「は、はい!」
『奥田さんは隠れてて、絶対に出てきちゃダメ』
奥田「...分かりました」
そしてみんなの方を見るともう赤羽は喧嘩を売っていて
馬鹿!
『後先考えずに喧嘩を売るな!』
赤羽を鉄パイプで殴ろうとするやつに蹴りを入れる
業「っ!ありがとう」
『気を付けてよ』
不良「痛ってぇじゃねぇか!」
『あら?貴方達が弱いだけじゃないの?』
流石に一般人...しかも高校生には銃は使えないし...、
守るための銃なのに...
私と赤羽でなんとかやっていると
茅野「いや!離して!」
『茅野ちゃん!神崎さん!』
そっちに気を取られていると
怪我をした腕を思い切り掴まれる
『痛っ...!』
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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時