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2話 ページ2

私が何故こんな格好を...

そんな絶望している私の横で



降谷「はははっ...ははっ...よくw似合ってwるよ...ぶふっ!!」



大笑いする私の彼氏兼上司



『笑いながら言うなー!』




私は今どんな格好をしているかと言うと



降谷「25がw学生服www」



そう、学生服なのだ...しかも中学校のだ...



『どっかの誰かがこんな任務を寄越すからでしょ!?
こんな格好したくなかったわよ...』



降谷「仕方ないだろ、中学生としての潜入はお前以外にできない」



『身長か!?身長なのか!?
というか教師でも!!』



降谷「確かに身長もある。
だが、説明した通り超生物の暗殺は生徒が大半をしていて、教師はそのサポートのようなものだ
あまり暗殺には加われないし

教師の場合は暗殺者か、政府の者どっちかだ
俺たちの正体がバレる訳には行かないだろ」



『そうだけど...』




私がこんな格好をしなくてはいけなくなった理由はほんの2週間前



降谷「古谷、潜入任務に行ってきて欲しい」



『潜入?何処にですか?』



降谷「...椚ヶ丘中学校に生徒としてだ」



私はその言葉を処理しきれなかった


『...は?すみません...耳がおかしくなったようで...
私が中学校に“生徒”として潜入するって聞こえたんですが』



降谷「そう言った」



『...まじか』


降谷「まじだ...」



はぁ...いい歳したやつが学生服とかだいぶ痛いぞ...



25が制服...しんど...



これが事の始まりだった




『さて...そろそろ行くか...』



降谷「送ってく」




『どーも』



白いRX7の零の車に乗り込み



車が発進する



降谷「そうだ、もう一度確認だ
お前は天宮Aとしてただの生徒で潜入、生徒は勿論教師にも公安だって言うな

携帯は2台持ちで
片方は潜入、片方は公安用だ
公安の仕事もあるから電源入れておくこと

俺経由でで連絡するようにする、仕事が入ったら必ず来い


あと出来れば生徒とあまり深く関係を持つな
危険に巻き込みたくない」



『分かってるよ、そう言えば零との関係は?』



降谷「...そうだな、従兄妹とでも言っておいた方が、色々と楽だろ
Aには家族がいないからな、俺が保護してるって事にしておこう」



『了解』



そうして車が目的地に着き止まる


降谷「ここだ」


『ありがとう、仕事頑張ってね
死なないで...』



降谷「もちろんだ、お前も頑張れ」



私は零の車を降りて理事長室に向かった

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作者名:イアデビル | 作成日時:2022年5月3日 1時

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