秘密主義だからって疑われるってまじですか

16話 ページ16

『ねーねーシェリーちゃん？』



シェ「何よ、幹部が私になんの用？」



『絶対に死ぬお薬ってないー？』



シェ「そんなのないわよなに？貴方死にたいの？」



『そーゆー訳じゃないんだけどさ
なんとなく？』



シェ「そう、あるけど渡さないわよ
あなたを殺したら私まで殺されるもの」




『あははーだよねー

でも私毒にはちょっと耐性あるんだよ？
トリカブト食べても死ななかったし』



シェ「はぁ！？貴方っトリカブト食べたの！？
普通死ぬわよ！？
トリカブト食べて死なないってちょっと所の耐性じゃないわよ！貴方何者！？」



『んー...人間！』



シェ「そーゆーことじゃなくて...」



『んー...じゃー観察者？』



シェ「どうゆうこと？」



『色々観察するのが好きなんだー
ほらシェリーちゃんの実験見たりするのとか！』



シェ「...そう、てか貴方はボスお気に入りの幹部なんでしょ」



『あーそうえばそうだったね』



シェ「そうだったねって貴方ねぇ」



『あはは、シェリーちゃんかわい〜


ねぇ！今度お姉さん連れて買い物行こうよ！』




シェ「でもジンが」



『そんなもの知らなーい、ね！いこ！』



シェ「わかったわよ」



『やったーー！』




なんてやり取りがあったのは3時間前




降谷「楽しそうだな、なんかあったのか」



『組織の可愛い姉妹とお出かけするのだ！』



諸伏「は？おい大丈夫なのか！？」



『大丈夫！大丈夫！ミスとかはしないから』




降谷「自分の力を過信しすぎると痛い目見るぞ」




『分かってるって！』



ふ
降谷「そうえば刑事部の方で爆発予告が届いたらしいな」



諸伏「ならアイツらも動くのかな？」



降谷「多分な」



諸伏「萩原絶対防爆服着なさそう」




『まぁ萩原だしねー

あんな暑くて重いもの着れるかよ！ってね』



諸伏「言いそうだな」




降谷「そうえばA明日休むそうだけど
なんかあるのか？」



『え？まぁね...』




萩原をちょっくら助けにね...



諸伏「いいなーお前は仕事は早いし入所初日目にして潜入捜査」



『潜入捜査にして良くはないと思うけど』



諸伏「そうゆうことじゃなくて
仕事ができて上司からの信頼があるって事だろ？
だからいいなーって」



『まぁそうゆう事にしておいてあげるよ

でも二人共優秀だからいつか潜入捜査官になるんじゃない？』



降谷「大変そーだな...」



えぇ大変よ...

私は彼らの過去を知っているから...死なせない

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