秘密主義だからって疑われるってまじですか

12話 ページ12

1週間後


森「久しぶりだね、Aちゃん」



『お久しぶりです

君かい？森さんに似てるって言う可哀想な子は』



「似てないよ...やめて」




『あはは、ごめんね君は名前は？

私は柳葉A
一応ポートマフィアの幹部総長をしているよ』




太宰「僕は太宰治...
お姉さんなんで嘘ついてるの？」




『え？』



まさかわかるとは思わなかったた...




『ふふっ...凄いね君は

私の本名は夏目A
森さんの先生の孫なんだ

そして一応ポートマフィアの幹部総長をしてるのはホントなんだけどね

本職は国際異能管理課長官だよ』




森「言っていいのかい？」




『えぇ、この子は簡単に口は割らなそうだし

教えておいて損は無いかなって』




太宰「...異能管理課って僕の異能力登録したところの？」



『うん』


太宰「へー...じゃーすごい偉い人なんだ
森さんが言ってた異能管理課は世界を守ってるような存在だって

そこの長官って事はすごい偉い人なのになんでポートマフィアに？」




『監視だよ
私は監視のために色んなところに所属してるんだ』




太宰「...へー大変だね」



『まぁ仕事だしね


それと...君は死にたがりなんだってね
死にたいのは分かるけど命は大切にね』




太宰「え？」




『さてと、私はそろそろ別の案件があるから帰るとします

じゃーね太宰治君』


森「私には？」



『...エリスお嬢によろしく言っておいてください』


森「わかったよ」



そうしてたちさそうとすると私の腕を掴む人が



振り返ると



太宰「あの...また...会える？」





『...うん、会えるよ』




太宰「そっか、良かった
すぐ会いに来てね」




『うん、またね』




そう言って今度こそ私はそこから立ち去った



森「......まさか初めてあった人に太宰君が懐くとは

しかも、どうやら惚れたようだしね」




太宰「煩いよ森さん」



森「ふふっ...」

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