◆ ページ10
TYside
JH｢ヒョン、トイレ行ってくる｣
ジェヒョンがトイレに行ってから20分が経とうとしていた。
TY｢なぁ、遅すぎない？｣
DY｢ん、言われてみれば遅いかも。｣
ファンとなんかあったかな〜
なんて思いながら探す
けど、
いない
どこ探しても見つからない
あいつどこいったんだ？
階段の上からフロアを見渡してみると、韓国語のコーナーにそれらしき頭を発見
TY｢あ、いたいた！何してたんだよ、心配したんだけど〜？｣
JH｢あー、ごめんヒョン。｣
ん？
彼の横には女の子がいた
大分低い位置で繋いでいて、気づかなかったけど二人は手を繋いでいたのが分かった。
これが王子とも言われたる由縁なのか
行動が早い...
TY｢もしかして、この子が....｣
そこまで言って軽くからかおうとした時
女の子の手元に握られた棒に気づく。
あれ、もしかして、ジェヒョンの好きな子って
ジェヒョンを見ると見たこともないような優しい笑みを浮かべて彼女の手を握っている
JH｢Aさん、今の声の奴がテヨンヒョン。｣
『えっと、テヨンさん、ですか？』
TY｢そう。初めまして。テヨンです。よろしく｣
『Aです。よろしくお願いします』
そういって彼女はにこりと微笑むが目線は合わなかった。
TY｢ジェヒョンになんかされたら叱るから教えて｣
少し気を利かせて冗談めいたことを言うが彼女は少し困ったような悲しそうな顔をしてジェヒョンの方を向く
JH｢テヨンヒョン。Aさんは日本から来たばっかりだから韓国語がまだあまり上手じゃないんだ｣
あ、そうなんだ。
ニコニコと微笑んでいる彼女を見るジェヒョンは終始幸せそうだった。
JH｢俺今日はこのままAさんのこと送っていくからヒョン達は先に帰ってて！｣
TY｢え、ちょっと｣
JH｢じゃ、Aさん、行こうか｣
『あ、テヨンさん、また、お会いしましょう。』
Aさんはそう言うと満面の笑みのジェヒョンにゆっくりと手を引かれて去っていった。
TY｢ジェヒョンのやつ、案外やるんだな｣
ふと目をソファーにやると数冊の本が置かれていることに気がついた。
彼女の本だろうか。
本を何気なく手に取って
あー。こんな勉強してるのかー。
なんて呑気に眺めていると一冊の絵本が滑り落ちた。
拾い上げてタイトルを見る
TY｢これって、、、、｣
表紙には黒いフォントで
『手術は怖くない』
こう書かれていた。
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ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - jen（読み垢です）さん» jenさんんー！あちこちでお会いできて超絶嬉しいですうおおお！是非是非感情豊かに読んでもらえると嬉しいですよう(*'▽'*)照 (2023年1月21日 0時) (
レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
jen（読み垢です）(プロフ) - ほくほくさん…こちらも読ませていただいています 切なくて動悸が止まらない。 切ない。 (2023年1月20日 20時) (レス) @page15 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - リュイさん» お返事遅くなりました(´･･`)リュイさん、こんばんは！少しだけ悲しめの物語にはなってしまったのですが、こちらこそ、ありがとうございます、ですTT応援も本当に有難いです！これからも頑張ります！是非、またどこかでお会いしましょう！ありがとうございました！ (2021年10月21日 19時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - 文才…終わった後、少しだけ泣いてしまいました。ありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年10月20日 19時) (レス) @page27 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - もちさん» もちさん、、、！そう言っていただけると安心いたしました....泣こちらこそ読んでいただいてありがとうございますTTコメントも嬉しいです、ありがとうございました(;o;) (2021年10月17日 6時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくほくスイートポテト男爵芋娘 | 作成日時：2021年10月9日 0時
