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『ありがとうございます』
JH｢どういたしまして｣
そういって彼女に微笑んでみる。
でも彼女から俺の姿は一体どう見えてるんだろう
当の本人はまっすぐ前を見つめて何かを考えているようだった。
『えっと、人を、待ちます』
人を待つ？
誰かを待っているということだろうか
JH｢僕も、待ちます｣
一緒にという言葉を抜かし、ゆっくり伝えると
また彼女はちょっと考えて嬉しそうに笑った
すごく可愛い
そう思ってずっと彼女を見つめる
白くて透き通った肌と整った鼻に長いまつ毛
栗色のストレートの髪の毛が風に揺れる度に感じる優しい匂い
その全てが愛おしいとさえ思ってしまう。
そうか
俺、好きなんだな
会ったばっかりなのに
なんて思いながら彼女をしばらく見つめていた
『？...あの、ジェヒョンさん、居ますか？』
彼女はゆっくりと振り向いてこちらを見て手は空を仰ぐ
目は、合わない
JH｢A。ジェヒョンは、ここに居る｣
彼女の手を取って自分の手をゆっくりと重ねた。
すると彼女は白杖を丁寧に折りたたむと片方の手で、今度は両手で顔を包んだ。
かと思えば真剣な顔つきで顔を確かめるように触る
彼女の手はすごく冷たくて
少しでも自分の体温が伝わればいいのに
そう思って彼女の手に自分の手を重ねた
『わぁ、凄いスベスベだ〜』
何か日本語で呟きながら俺の顔を楽しそうに撫でる
ていうか、こんな状況
JH｢周りから見たらカップルみたいだよ｣
少し恥ずかしくなってしまって思わずふふっと笑うと
『あ、えくぼ』
彼女は日本語でそういって口元のトレードマークに指を止めると
『とても、可愛いです』
今度は不慣れな韓国語で口を開き、花のような笑顔を向けた
その時、初めて彼女と目が合った気がした
JH｢ごめ.....ちょっと、待って｣
『あっ、ごめん、なさい』
パッと離れた冷たい手
両手で自分の顔を覆って彼女にバレないように顔を隠す。意味は無いのだろうけど
彼女の手は離れてから心地よかったことに気づく
多分、いや、
絶対。
耳まで赤くなってるんだろうな
彼女の冷たい手は、顔の熱と相性が良かったみたいだ
...........♪
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ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - jen（読み垢です）さん» jenさんんー！あちこちでお会いできて超絶嬉しいですうおおお！是非是非感情豊かに読んでもらえると嬉しいですよう(*'▽'*)照 (2023年1月21日 0時) (
レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
jen（読み垢です）(プロフ) - ほくほくさん…こちらも読ませていただいています 切なくて動悸が止まらない。 切ない。 (2023年1月20日 20時) (レス) @page15 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - リュイさん» お返事遅くなりました(´･･`)リュイさん、こんばんは！少しだけ悲しめの物語にはなってしまったのですが、こちらこそ、ありがとうございます、ですTT応援も本当に有難いです！これからも頑張ります！是非、またどこかでお会いしましょう！ありがとうございました！ (2021年10月21日 19時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - 文才…終わった後、少しだけ泣いてしまいました。ありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年10月20日 19時) (レス) @page27 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - もちさん» もちさん、、、！そう言っていただけると安心いたしました....泣こちらこそ読んでいただいてありがとうございますTTコメントも嬉しいです、ありがとうございました(;o;) (2021年10月17日 6時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくほくスイートポテト男爵芋娘 | 作成日時：2021年10月9日 0時
