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『この絵、私がほしい。』
JH「あ、ちょっと待って」
立ち上がろうとする彼女の手を取って紙を奪う
『あ、ちょっと』
絵の横に、傍にあった筆に色をつけて、太陽の絵の横にメッセージを書いた。
これが、今の俺の心からの気持ち。
『何書いたの？』
JH「んん、秘密。手術頑張ったご褒美に向こうで読んでよ」
『えー、今知りたいのに』
そう言って名残惜しそうに何度も指で紙をなぞる彼女を見て、再び抱きしめる。
Aの髪の毛が濡れてしまわないように、バレないように、そっと自分の頬を拭った。
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彼女をアパートに送った頃には空は真っ暗。
『ありがと、ジェヒョン』
部屋のドアがパタリと閉まった瞬間
耐えられなくなって
『.....んっ』
彼女の唇に噛み付くようなキスをする。
少し、強引かもしれない。
でもAは受け入れるように抱きしめ返すから....
あぁ。ほんとに、どうやったらこの気持ち全部が彼女に伝わるんだろう
彼女の後頭部を支えるように抑えながら、荒くなっていく呼吸に被せるように何度も何度も唇を重ねる。
ヘナヘナと力を失いかけたAの腰を片方の手で支えると身体の小ささを思い知って、
今までの彼女の辛い経験の全てを全部分け合うようにキスをする
JH「好き」
何度言ったかも分からないくらいの言葉
JH「好き」
抑えていた可愛らしい声も、一瞬の隙間から漏れていく
JH「大好き」
お互いの息が荒くなり始めて、初めて唇を離す
『....私も...好き...』
Aがそう言って笑うから、
いつものように彼女を抱き抱えてベッドの上に腰掛けさせる。
JH「もっと好き」
程よい頃、
彼女の背中を支えながらゆっくりと重力に従えるようにベッドに優しく押し倒して、シャツを脱いだ。
覆いかぶさりながら彼女の顔が良く見えるようにしっとりと汗ばむ額から髪を耳にかけてやると恥ずかしそうにそっぽを向く
JH「だめ」
逃げる顎に手を添えてこちらを向かせてから、
自分の体を隠していた彼女の手を自分の顔に添わせて、
えくぼを作るように微笑むと
『大好きだよ、ジェヒョン』
安心したようにそう微笑んでえくぼをなぞるから、
JH「知ってる。」
刻々と迫るその時から逃げるように何度も何度も彼女を求めた。
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ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - jen（読み垢です）さん» jenさんんー！あちこちでお会いできて超絶嬉しいですうおおお！是非是非感情豊かに読んでもらえると嬉しいですよう(*'▽'*)照 (2023年1月21日 0時) (
レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
jen（読み垢です）(プロフ) - ほくほくさん…こちらも読ませていただいています 切なくて動悸が止まらない。 切ない。 (2023年1月20日 20時) (レス) @page15 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - リュイさん» お返事遅くなりました(´･･`)リュイさん、こんばんは！少しだけ悲しめの物語にはなってしまったのですが、こちらこそ、ありがとうございます、ですTT応援も本当に有難いです！これからも頑張ります！是非、またどこかでお会いしましょう！ありがとうございました！ (2021年10月21日 19時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - 文才…終わった後、少しだけ泣いてしまいました。ありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年10月20日 19時) (レス) @page27 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ほくほくスイートポテト男爵芋娘(プロフ) - もちさん» もちさん、、、！そう言っていただけると安心いたしました....泣こちらこそ読んでいただいてありがとうございますTTコメントも嬉しいです、ありがとうございました(;o;) (2021年10月17日 6時) (レス) id: 2e9247ccdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほくほくスイートポテト男爵芋娘 | 作成日時：2021年10月9日 0時
