【wrwrd】書記長補佐の愛情表現が重い (ページ23)

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23話ページ23

utside

em「みっ、皆さん…ｯ！！！本当に、すみま…せっ…！！」

皆で食堂で食事をしていると汗をかき慌てた様子を見せたエーミールが入ってきた。

エーミールがこんなに慌てているのは可笑しい。それに皆気付いたのかエーミールの元へ駆け寄った。

zm「どうしたんや？エミさん…落ち着いて話してみ｣

ゾムがエミさんの背中を擦りながら声をかける。するとエーミールはゆっくりと深呼吸をし僕達の前に、ある一通の手紙を差し出した。

em「Aさんと…お出かけをしてて…！私が席を外し帰ってきたらAさんの姿がなく…この手紙だけが置いてありまして…！｣

ゾムがその手紙を受け取り僕達に聞かせるように朗読してくれた。

zm「…貴国の書記長補佐、Aは俺たちが預かった。そいつの命が欲しければ総統グルッペン･フューラーを連れてこい……｣

それを読んだゾムは手紙をグシャッと握りつぶし舌打ちをかました。

トンちは僕が見たことないほどの怒りの表情を浮かべていた。コネシマもショッピくんもシャオちゃんも。

もちろん僕もだ。本当に胸糞が悪い。

gr「ふ…はは…」

少しするとグルちゃんは狂気じみた笑いをした。

gr「いいじゃないか…！受けてたとう！その虚弱な宣戦布告に…！｣

その一言で皆は「ハイル・グルッペン！｣と忠誠を誓った。

・

『っすーーーーーー(覚悟)どうしましょう、みんなが助けに来て少女漫画みたいな展開になっちゃったら…』

「なんねぇよ」

『A…心配たで…？(にこり)…みたいな！？？？ふふ、興奮してきた…。仕方ないので貴方たちに本当の愛を教えてあげますね？』

「ｯこいつ刺していいか？？？」

「まだ我慢しろ！」