無慈悲な看守には甥っ子がいました。【日常組】

じゅうにわ ページ15

A『うん！そうだよぉ。もしかしておにいさんがあんないしてくれるの？』


こんどは、うれしそうなかおをしたおにいさん。


ステ「お兄さん、か…君にはそう見えるんだねぇ。ま、ありがとね。」


と、なぜかあたまをなでられた。なんかぼくいったかな？ふしぎにおもってると、おにいさんが


ステ「まぁ、お兄さん呼びも良いけれど…自己紹介するね。」


といって、ぼくと"目線"をあわせるようなたいせいをしてから


ステ「俺はスティーブ。えっと………そうだ。ゴルゴン様の命令でここに派遣されたんだ。宜しくね」


A『ぼくは、ルーヴ・Aです。5歳です。よろしくおねがいします。えっ…と』


スティーブさんのことをなんてよべばいいんだろう。


そんなぼくをみてスティーブさんが


ステ「んー……じゃあA君の呼びやすい呼び方で全然構わないよ。」


A『…！じゃあスティーブおじさんで！』


というとスティーブさんはちょっとかなしそうな、かおをしていた。


ステ「…ま、まぁ。A君が呼びやすい(・・・・・)呼び方だもんね。分かった。……ｯﾌｰ…………改めて宜しくね。」


A『…？よろしくおねがいします！！』

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