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6話 ページ10

電車の中に入ると、そこそこ人は居た。

裕羅「ここ座ろっか」

と裕羅君が言ったその場所はドアに比較的近い席だった。

叶流「ナイス裕羅」

凛月「流石場所選びのプロですね」

A「いやぁ、裕羅君がいて良かったよ〜」

と各々褒めると

裕羅「え〜wそこまで褒めなくても………って、誰が場所選びのプロじゃい」

とふざけていると、私の目の前にお婆さんが立っていて大分ヨボヨボしていた。しかも、周りを見てみると座れる席が無かった。

ちょっと席を譲った方がいいかなと思って

A「えっと…お婆さん。席譲りましょうか?」

と言うと

婆「あら〜いいの?ありがとぉねぇ〜」

と言って私が座っていた席に座る。んでまぁ私が立つことになったけど………

重たい。鞄が重たいんだよ。どうしようと考えていると、
 
叶流「あっ、君たち、ここ座りな。疲れたでしょ?」

と言う叶流君の声が聞こえた。声がした方を向くと、小さな男の子とそのお姉ちゃんと思われる女の子に席を譲っていた。

弟「ありがとぉ!おにいちゃん!!」

姉「ありゃとうごさいます!」

叶流「全然いいよ、ほらちゃんと座ってな。」

…やっぱり叶流君ってお兄ちゃん気質ですよね??

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作品ジャンル:恋愛
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フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:   
作成日時:2021年7月25日 18時

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