38話 ページ43
叶流「どうせ、入学初日で僕がショッピ君を助けたから僕に期待したんでしょ?…本当は裕羅だけ連れてきてあとはゆっくり考えようかとも思ったんだ。部活動見学に行くときショッピ君は女子が苦手そうだったから。」
そんな会話してたんですね。
syp「なら、なんで」
叶流「でも、」
ショッピさん…いや、紫咲さんの言葉に被せるように叶流さんは続ける。
叶流「色々さ、僕…ショッピ君の"お願い"を聞いたじゃん。だからさ、Aちゃんと凛月ちゃんも連れてこようって思った。でもね、最終確認したよ、ショッピ君。僕はね」
叶流『ありがと、じゃあその条件がね…残りの3人。僕が決めてもいいかな?』
まさかのそんな条件を出していたとは……裕羅さんとAさんの顔を見ると、やはり驚いた顔をしていた。
そして、その言葉を聞いた紫咲さんは、はっとした表情になってすぐに俯く。
叶流「…もし、この女子2人が駄目だったら、僕も辞めるね」
syp「…は?」
叶流「だってさ、ショッピ君。君には分からないよね。……僕達がどのくらい長く一緒にいたなんてさ。…これを聞いたうえでこの2人を拒絶するのなら、こっちから願い下げだよ。」
裕羅「…成程、叶流はつまり……叶流を生徒会に引き入れたいのなら、この2人も入らせるけど、もし、それを拒絶するなら入らない…と」
裕羅「…ふふ、面白いね。僕はどっちでもいいよ」
66人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月25日 18時