26話 ページ31
フリーデンside
突然警察の人が覆いかぶさってきたと思いきや、まさかのキス。
だから一言(?)
フリーデン「な、な、な……」
sya「…………あ、」
フリーデン「なにやってるんですかーッッッ!!」
いや、誰だってこうなるよねぇ?!だってさ、これ……私のファーストキスだよ?!
あぁ、せめてもうちょっと大人になってからが良かった…
って思ってると、先程から全然退けない警察さん。そろそろそこ避けてもらわないと私起き上がれないんだよね。
と思いつつ私に覆いかぶさっている警察官さんの顔を見ると、(多分だけど)私より顔を真っ赤にしている警察官さん。
まぁまぁ、いつまでもこの体制でいいよ!という訳でもないから、どうしたものかと考えていると、アルファが押し倒されてる私の両腕を引っ張ってなんとか抜け出せた状態になると、アルファがそのまま私を横抱きにして
アルファ「それじゃあ警察さーん!今回もお宝ゲットしちゃいました!あと、二度と許さないからねぇ!!!」
と、捨て台詞。その後は頑張って撒いてリリーのところへ戻る。
リリー「……………お疲れ」
アルファ「リリー……最後分かった?」
リリー「声で分かるよ……いや、ラッキースケベにも程がある。」
アルファ「so・re・na☆」
もう、無理。なんで?というか……
フリーデン「……そもそもの原因ってアルファだよね?だってアルファがこっちに蹴り飛ばさなければ、その………き、キスだってしてなかったし………」
アルファ「それはごめん。」
リリー「…ケイに報告だね。まぁ、でもフリーデン良かったね。」
と何故か良かったねと言われる私。
フリーデン「なんで??」
リリー「だってアルファのファーストキスの相手、蝉だよ?」
衝撃の事実。なんと、アルファのファーストキスの相手は蝉だったのか。
アルファ「ちょ、ちょっ!!誰から聞いた?!」
リリー「ケイから」
アルファ「マジかぁ…あ、あとしかもね、それもさ、5歳のときw」
フリーデン「えっ」
アルファ「だからもう僕彼女とかつくったときに、その彼女に捧げるのは蝉とファーストキスをした僕の唇なんだよねw」
フリーデン「その彼女さん可哀想だね」
アルファ「なんてことを言うんだ」
リリー「でも事実だよね?」
アルファ「うん。」
リリー「なら言えないねw」
フリーデン「…取り敢えず、この宝石はケイに預かってもらおうか。」
リリー「明日も学校だしね。」
アルファ「じゃっ、かいさーん!」
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フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月25日 18時