23話 ページ28
そのままリリーの指示に従って着々と博物館の中に入る。
リリー《あ、そこ止まって》
とストップが入る。
リリー《二人の足元の地面。ロープが張られてる。多分引っかかったら警報がなるかも。》
フリーデン《ありがとう！リリー》
アルファ《了解！》
リリー《………よし、これで引っかかっても警報はならないよ。あと、そろそろ22時になるから今から停電させておく。》
まぁそう言われてもちょっとだけ怖いからちゃーんとロープに引っかからずに通ったよ。私はね。アルファは引っかかったみたいだけど警報が鳴らなかった。
そして、なんとも完璧で頼もしい指示のリリー。こりゃあ表に出たらアウトだよ。うん。
まぁそんなIQ3のようなことを考えていると、館内の電気が急に消える。
アルファ「……フリーデン、もう宝石は目の前………じゃあ、行ってくるね」
フリーデン「分かった。」
とその会話を最後にアルファは停電した館内を走り回る。そして、
アルファ「どうも！今回、
警備員「出たぞっ！今すぐ捕まえろーｯｯｯ！」
と言って警備員達に追いかけられるアルファ。
フリーデン「(ここからは私の番。ほとんどの警備員をアルファが引き付けてるから……盗れる！)」
と確信を持って足音を立てずに宝石の前にたどり着く。
リリー《パスワードロック解除…OK、盗れるよ。》
フリーデン《ありがとう。》
と言って宝石に手を伸ばす。でも。私はとある
フリーデン「……(あれ？待って。今までと全然違う。)」
いつもはアルファのいつも通りの囮に＋ケイの凄腕テクニックでお宝を盗れていた。
だけと、ケイがお宝を盗ろうとした時は必ず邪魔が入る。それは、何処の場所でもそうだった。
なのに、今回は邪魔が
………っ、まさか。
と気付いた瞬間にリリーから聞いたこともないような声で
リリー《っ！！フリーデン！後ろｯｯｯ！！！》
後ろを振り向くと、そこには
tn「…まんまと引っかかったなぁ……なぁ、怪盗さん？」
zm「なぁなぁ！豚平！コイツと遊んでええか？」
tn「ええで、ちゃんと
zm「分かったぜ！」
……拝啓皆様。私。終わったのかもしれません。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます！このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです！ (2021年8月16日 9時) (
レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています！ ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます！ (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フリーデン | 作者ホームページ：
作成日時：2021年7月25日 18時
