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こういう時、あの力のことを思い出すんだ
…でも、どうやれば使えるのかわからない。
愛犬が死んだ時、お母さんと喧嘩した時…
それくらいしか使ったことは無いし、使おうとしてもできなかった。
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…タイムスリップ
あの時僕は何してたっけ
ユナが死んだ日…
僕は友達と遊んでいた。
あんなことになるなんて思いもせずに
僕がユナが抱える何かに気づいてあげていれば
きっと今も元気に笑っていたはずで
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JN「僕のせいだ…」
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ユナは僕の唯一の味方で、僕はユナの一番近くにいた。
それなのに何も知らないなんて
僕が悪いせいでしかない。
…激しい自己嫌悪、強い後悔…
もう一度会いたい。
僕にとって出来ないことではないはずだ。
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力いっぱい拳を握って歯を食いしばって、目を閉じる。
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作者名:リソヌ | 作成日時:2018年3月23日 1時