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君はいつも僕の味方
小さな時からそうだった。
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JN「僕ね、チョーノーリョクつかえるんだよ!」
母「超能力?どんな?」
JN「うんと…チョーノーリョクはチョーノーリョクだよ!」
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うまく説明ができなくて、みんな僕のことを笑った。
小さい子の構って攻撃だって。
でも本当なんだ。
どうやってすればいいかはよく分からなかったけど、小さな頃から本当に使えたんだ。
でも誰も、聞く耳なんて持たなくて。
いつもそればっかり言うもんだから、終いには「変わった子」のレッテルを貼られて、
同い歳の子達にも省かれていた。
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『チョーノーリョク?すごい!見せて!』
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よほど寂しそうに見えたのか、興味があっただけなのかはわからない。
だけど目をキラキラさせて僕にそう言ったね。
あの日から、君はいつだって僕の味方でいてくれた。
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時が経って、あれから10年。
相変わらず傍にいた君の
あの曇りのない瞳を見ることはもうできない
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作者名:リソヌ | 作成日時:2018年3月23日 1時