保健室の君と僕。【stxxx】【BL】

十一時間　※ ページ14

桃side

竜｢待って。ボスの命令に逆らうの？｣

さ｢…竜は俺のお願いを聞いてくれない？だったら俺も容赦しないけど｣





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竜｢俺、さとにぃの言うこと、聞きたい。
僕にとってお兄ちゃんみたいな存在だし、憧れだし。
…そんなさとにぃの彼女さん。
さっき会って分かった。
この子は誰が見ても守りたくなるよう可愛さがあるんだな、って。｣

さ｢……うん。俺は命を懸けてもアイツを、莉犬を守りたいよ。｣

竜｢最初から分かってたんだ。どれだけ頑張ってもさとにぃには勝てない。
頑張っても、がんばっても、ボスも親も僕のこと見てくれてる感じがしなかったよ。ｸﾞｽｯ
でも！！さとにぃはちがったよ…でも…僕……ここでボスの言いつけを破ったら殺されるんだぁぁっ！！！｣


さ｢…俺も竜のこと…弟みたいに思ってる。大好きだよ。必ず守るから安心してそこをどいて。お願い…竜！｣


竜｢……ほんとに？｣

さ｢もちろん！！｣

竜｢大好き。お兄ちゃん！｣

圭｢…ほら、おいでっ…ｸﾞｽｯ｣

真｢ぅわあぁぁぁぁ！！良い話だぁぁぁ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ーーーーーーーー

ジ｢さとみ…凄いなw｣

な｢…じぇるく…俺のせいでｯｯ…うぅ｣


海｢あれぇ？全く。役立たずがいっぱいだなぁ。｣

さ｢…竜は俺の事さとにぃって呼んだり、ちょこちょこうしろをついてきたり、
竜はすごいなって頭を撫でると嬉しそうにしたり。俺の弟みたいで愛らしかった。

圭は、俺の事さん付けで呼んだりして慕ってくれてるのが凄くわかるし、
空気を読むのが上手だった。圭は俺の弟子みたいで可愛かった。

真はビックリするぐらいフレンドリーで誰とでもすぐ仲良くなる、
ちょっとお調子者のところもあるけど場の空気を和ませるのが上手だった。
歳上なのに俺の親友にみたいで面白かった。｣

海｢ふーん、で？何が言いたいの？｣

さ｢役立たずはお前だ。クズ。｣

海｢嫌だなぁ。さとみ〜！これを見るかい？これを見ればさとみもクズだって分かるよ。｣


ーーーーーーーー
海のスマホの画面の中には
涙を浮かべながら必死に抵抗する莉犬と
猫撫で声で莉犬を壁に追い詰める海だ。

莉｢ゃだっ！！やめて！｣

海｢ハイハい。いい子にしようね♡｣

莉｢んぅっ！！…んぁ、んん///｣

深い口付けを莉犬に落とす海。

莉｢ゃだっ。さとちゃぁっ…助けてｯｯ｣ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海｢可哀想に。さとみは助けに来ないよ。｣

莉｢……ぅるさい！さとちゃんは、きっと…助けてくれるもん…｣

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