保健室の君と僕。【stxxx】【BL】

九時間目　※ ページ11

赤side

｢へへへっ、これがさとみのお気に入り…ね？｣

｢あ、ここのキ ス マ。さとみがつけたやつじゃないすか？ボス。｣

？｢多分ね。｣

あぁ、なんでこんなことになったんだろう。

目の前にはカメラと見覚えのない男が4人。


莉｢…………｣

｢えぇー？そんなに睨んじゃっていいの？｣

｢こいつ。今から俺らに何される分かってないだろ｣

｢そりゃあ男にこんなこと。ねぇ？｣

全員ニヤニヤして。
気持ち悪。

？｢桃山さとみ。知ってるな？｣

莉｢知ってたら何？｣

？｢このキスマ。さとみがつけたの？｣

そう言って俺の鎖骨を撫でてくる。
パーカーのフードで顔が見えないけど。

俺は縛られている手を必死に動かして背中の方でスマホを起動して動画をとる。

莉｢…そうだけど。｣

こういうことには慣れっ子だから。

？｢やっと見つけた。｣

は？
意味わかんない。


ガバッ

莉｢え、｣


？｢ふーん。なるほどねぇ。確かにさとみの好みそうな体だわ。｣

皆さんお察しの通り、服を脱がされました。

まぁ。大体こうなるって分かってたけど。


莉｢何がしたいんですか？｣

？｢俺とお前がヤ ったって思うような画像を撮りたい。｣

莉｢は？そんなもの持っててなんの得が。｣

？｢さとみを傷つけたいんだよ。｣

｢ボス、早くしましょう！！｣

？｢黙れ。｣

莉｢ひっ、｣

ガンッという鈍い音と男の1人の後頭部に付いた血。

嘘。

今、殴っただけだよね。

それだけで。こんなことになるの？

嘘でしょ？

？｢俺の言うことを聞かなきゃ…ね？｣

莉｢………はい、｣

？｢んー、まぁ大体2〜3個つけとけばいいよな。｣

莉｢……ｯ、ぁ///｣

？｢うっわ。感度たっか。｣

莉｢……ぅるさい///｣

？｢スマホ。貸して。｣

莉｢…はい。｣

動画を撮っていたのを忘れてそのまま渡すというミスをした俺。←

？｢動画。ねぇ？｣

莉｢！！！ぁ、ごめんなさい！！！｣

？｢………ま、いいよ。｣

ーーーーーーーー

？｢はい、いい感じのメッセージ送っといたから。｣

？｢あとは、え ろい顔して｣

莉｢えぇ？そんなの出来ないんだけど。｣

？｢はぁ。｣

莉｢ちょっ！？、ぁんっ///ゃあ、んっ…｣

ｶｼｬ

？｢これを。俺からさとみに送る。これで完璧！｣

莉｢…え、｣

？｢は？｣

莉｢嘘、嫌っ！！やめて！！…ｯ…ｸﾞｽｯ｣ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？｢へぇ？泣いちゃうほど嫌？｣

莉｢お願い。｣

？｢じゃあ、取引だ。｣

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