WESTさん。５

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濱田side









行くって言ったからにはちゃんとせな。












重「濱ちゃん無理やったら言ってな？リタイアしてもええから。」







濱「...おんっ」






重「よし、行こ。」









俺なら大丈夫って思ったけど、





いざ中に入ってみたら、やっぱ怖い。












あかんっ...なんも見えへんっ...









こわいっ









濱「...ｯ...しげっ...」







重「濱ちゃん大丈夫。俺に捕まっといて。絶対離さへんから。」







濱「...ﾊｱ...ｯ...ﾊｱ...」









怖すぎてリアクションとかする余裕もなくて、





必死にこの恐怖に耐えとった。








途中何回も止まってしまったけど、







その度にしげが大丈夫って言ってくれて安心できた。








重「濱ちゃん大丈夫やで。」





濱「...しげっ...ｯ...ﾊｱ...ﾊｱ...」









しげが俺をしっかり支えてくれて、






ずっと声をかけ続けてくれたからなんとか進めた。









しげ居らんかったら、この暗い所で倒れとったかもしれへん。









重「濱ちゃんもうすぐ出口やで。」







濱「...ﾊｱ...ｯ...ｸﾞｽｯ...ｯﾊｱ...ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ...」









怖すぎて泣いてしまったけど、







ちょっと進んだら、光が見えてきた。









良かった...









重「さすが濱ちゃん。よう頑張ったな。すごいで！」







濱「...しげ...ありがとっ...ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ...」







重「おん。咳もしよるから帰ってゆっくり休もな。」









これでロケは終わりやったみたいで、すぐに帰ることが出来た。








しかも、なぜかしげが着いてきてくれた。

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