検索窓
今日:7 hit、昨日:36 hit、合計:110,675 hit

|(続き) ページ9

そっーと、忍び足でAが兄クロードの
部屋に侵入する。

兄クロードの様子を伺ってみると、特に反応は無いので、侵入成功。


Aが即興でサイレントダンスをする。

電気が付いてないからお兄さんの前で出来るものの、付いてたら絶対出来ない。


しばらく踊って何の反応も無いので成功。


素早く部屋を出てシルクの部屋に戻った。




シルクは笑顔でどうだった?と聞いてくる。

『余裕で成功でした!』

「さすがにね!サイレントだもんな。」

『やったー!』

とAが喜ぶ。
どちらかと言うと、仕掛けられる側が多い
彼女は逆の立場になる事が少ないので

倍、嬉しさが増す。


「後で、Aのサイレントダンス観るの楽しみ
だわー。」

と嬉しそうにニヤニヤする。

『…シルクくんのダンスよりバリエーションは豊富なはずです。』


「後で兄貴にも観せるかー。」

シルクが遠い目をしながら半笑いで言う。
Aがシルクの肩を掴んで直ぐに謝る。



「つぎ、Lv2ねー。
ワンピースじゃなくて、自分の好きな漫画を黙読で一話読みきるね。」

『これも、きっと成功させますよ。』


不安そうな表情は消えて、自信ありげな
表情で出ていく。









また忍び足で潜入しマンガを開く。
暗さに慣れなくて全く読めない。


少し目を慣らすのに時間がかかる。
先程まで消えていたドキドキがまた
ぶり返してくる。

目を覚ますのではないか、とチラチラと
兄クロードを確認するA。

幸いに全く起きる気配はない。



数分経ちようやく慣れてきたので、マンガを
読みはじめる。


ここも読むのに苦戦しながらもなんとか成功。



『Lv2も難なくクリアです!』

Aがシルクにブイサインを向ける。


「おぉー…おめでとう。
目が慣れなかっただろ?」

『はい、全く。
目がシパシパします。』


ぱちぱちと目を瞬きさせる。


「目ー、見せてみー。」

と、あぐらをかいてAに近づき顔に手をやる。

ビクッと彼女が反応する。


『だ、大丈夫ですから!
そんな近づかなくても…。』


Aが顔を逸らすと
すかさずシルクが顎に手を添え自分の方に顔を
向ける。

「こっち見ろって。」

シルクとAの目が合う。
Aは逃げたくても逃げられない状況で顔を
赤くする。



「大丈夫そうだな、目は。
顔は赤いけど。」


「誰のせいだと思ってるんですか!」


「俺だね。」

と嬉しそうにニヤニヤする。
話を逸らすように次は何ですか、と聞く。

|→←バレずに潜入ドッキリ(シルク)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
233人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無し184号(プロフ) - まなか*もきゅもきゅさん» ありがとうございます´`*次作も頑張ります! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
まなか*もきゅもきゅ(プロフ) - とっても可愛いお話ばかりでいつも癒されてました(´∀`*) これからも応援してるんで頑張って下さい!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: b45e1692d1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - タナタナさん» はい、大丈夫です!´`* (2018年4月2日 10時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
タナタナ - リクエストいいですか? (2018年4月2日 7時) (レス) id: d306e12ca7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 感想ありがとうございます!喜んでいただけて幸いです´`* (2018年3月30日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月20日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。