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順調に4ターン、5ターンと進んでいく。
ダーマが王様になった時は、セブ◯イレ◯ンに行き大声で「開いてて良かった!」と言わされたり、
シルクが王様の時は、チューブのわさびで1分間歯磨き。
といった苦行を成すものだった。
夜も、お酒もどんどん深くなっていく。
A
『もっきゅーん…!』
Aが普段呼ばない呼び方で隣に座るモトキにもたれ掛かる。
モトキは深いため息をつきながら、顔を両手で隠す。
Aはそれでも御構い無しにもっきゅんと呼び続ける。
モトキ
「ねぇ、Aにお酒飲ませたの誰?」
俺はゆっくり顔を上げてメンバーを見渡す。
すると、1人が手を挙げる。
ぺけたん
「俺だよー。」
よりによって、ぺけたん。
ふつうお酒弱い人がお酒勧める?
ぺけたん
「Aがもっと楽しくなりたーい!って言うから
これ飲んだら楽しくなるよー、って勧めたの。」
ダーマ
「完全にヤバい粉売ってる奴の台詞じゃねーか。」
全員が笑う。
ザカオ
「まぁ、いいじゃん。楽しければ!」
ザカオがお酒を片手に笑い、
モトキはそうなんだけど…と言う。
A
『もっきゅーん!』
Aがベッタリとくっつく。
モトキ
「あーー…!むりむりむり…。」
モトキがAを無理やり剥がす。
すると、彼女が寂しそうな目で俺を見つめててくる。
心が痛くなって、頭を撫でてあげると嬉しそうに
笑った。
Aから距離を置こうにも、
先程の王様の命令でゲームが終わるまで手を繋いでいないといけない。
モトキ
「はぁぁあ…。」
シルク
「モトキが弱ってんの珍しいね!」
ンダホ
「いや、Aが絡んでると弱ってるの多くない?」
シルク
「あははははは!
モトキはAに弱いんだー。」
うるさいよ、とモトキが顔を隠しながら言う。
シルク
「限界だったら俺が代わってあげても
いいんだよー?」
シルクがニヤニヤとこっちを見ながら言う。
モトキ
「絶対やだ。」
べー、と舌を出す。
ンダホ
「とりあえず、再開する?
王様ゲーム。」
ぺけたんとザカオのお酒弱い組はおぉー!とやる気満々。
他のメンバーもまだ余裕そうなので再開。
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名無し184号(プロフ) - まなか*もきゅもきゅさん» ありがとうございます´`*次作も頑張ります! (2018年4月6日 20時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
まなか*もきゅもきゅ(プロフ) - とっても可愛いお話ばかりでいつも癒されてました(´∀`*) これからも応援してるんで頑張って下さい!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: b45e1692d1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - タナタナさん» はい、大丈夫です!´`* (2018年4月2日 10時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
タナタナ - リクエストいいですか? (2018年4月2日 7時) (レス) id: d306e12ca7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し184号(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 感想ありがとうございます!喜んでいただけて幸いです´`* (2018年3月30日 18時) (レス) id: 245c03381e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し184号 | 作成日時:2018年2月20日 8時