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第5話 ページ17

演技するなら、、、
――――――――――――――――――

まぁ、、、この世界では演技派が
生き残ると勝手に思っている

あかり「ちょ!?やばいやばい!めちゃくちゃかっこいいよ!?」
モブ「わかる!誰推し?誰推し?」

目の前で女子二人が
少し離れたところにいる
イケメン生徒会軍団を見て興奮していた

あかり「、、、ん〜、、、えー、と」汗
モブ「私はやっぱゾムくんかなぁ」
あかり「わ、私もゾムくん!!」
モブ「だよね!?」

いや絶対知らなかったじゃん
あれは絶対フラグだ
見とけもうすぐだぞ

私はいちごミルクを飲みながら
その様子を見守る

モブ「そういえば私先生に呼ばれてた、、、またね!」
あかり「またね〜」

1人になったあかりちゃん
すぐそこに生徒会がいるのに
気づいてなかったのだろう
下を向いて歩いていたあかりちゃんは
生徒会イケメンのひとりとぶつかった

あかり「ッて、ごめんなさい!」
ゾム「チッ、、、どけや」
あかり「は?、、、何その態度!?」
ゾム「!?」
あかり「なに驚いてんの?驚きたいのはこっちなんですけど!」

大激怒である
そんなに怒ることがあるかね
悩みあるなら聞くよ?

モブ「きゃー!!!生徒会のゾムくんだぁ!!!」
あかり「ゾムってお前かよ?!、、、あ、やべ」
ゾム「え、え、、、?、、、え、知らんかったん?」

生徒会を把握できてなかった
であろうあかりちゃんは
モブちゃんの声で今まで怒鳴ってた相手が
さっきまでかっこいいと
騒いでいた相手だと知る

あかり「、、、ん゛んんッ、、、ゾムくぅん!この事は内密にできたりって、?」
ゾム「ッはwwwお前wそれはw無理があるやろw」

まだ希望を持っているのかあかりちゃんは
ゾム先輩に向かって必死に媚びるような
でも引きつった笑みを浮かべて
精一杯の猫なで声を出した
急な手のひらドリルにゾムさんもにっこり

あかり「うわ最悪、、、かくなる上は逃げるに限る」
ゾム「っとそれはさせへんよ?」
あかり「ひッ、、、近い近い近い近い!!」

思ったこと全部口に出るのだろうか
逃げようとするあかりちゃんをゾム先輩は
壁ドンで阻止した
演技するなら徹底的にやんないとこうなる

私は飲み終わったいちごミルクを
ゴミ箱に捨ててさっさとその場を離れた

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作者名:さや | 作成日時:2023年5月5日 22時

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