《没》【d!】楽しいって､､､？ ページ1
由緒正しき貴族たちが
優雅に踊る社交パーティー
それは突然起こった
王子「婚約解消だ！」
リア「､､､ふふw」
ざわめく会場
知らない誰かの肩を抱いて
私に異議申し立てをする第1王子
王子の腕の中で薄気味悪い笑みを
浮かべた令嬢
A「､､､」
困ったな
――――――――――――――――――――――――
王子「婚約解消だ！！！」
リア「､､､ふふw」
鼓膜破れるかと思った
ﾓﾌﾞ「何事だ」
ﾓﾌﾞ2「何かあったらしいわよ」
優雅で楽しい(笑)社交パーティーは
この男の一言で台無しになった
ざわめく会場
知らない誰かの肩を抱いて私を睨みながら
異議申し立てをする殿下
王子の腕の中でほくそ笑むリア
ﾓﾌﾞ「何があったんだ？」
私が聞きたい
一体どういう教育をしたら
こんなバカになるんだろう
王「､､､何があった」
王子「こんな者と結婚などしたくないです」
王「何があったと聞いている詳細を話せ」
本格的な馬鹿なんだな
王様の問いかけに
答えにならない答えを出す王子
王子「リアがこの者にされた数々の嫌がらせ、良くない噂、無礼な態度、許せません！」
王「､､､､､､はぁ､､､A令嬢申し訳ない」
A「､､､はい」
話が通じない自分の愚息の
暴言にうんざりした表情
私に対する申し訳なさから眉を下げた王様は
謝罪をした
ここはフェイリア王国
ここの王はとても頭が良く策士だ
貿易が得意で周りにある我々国や
運営国と仲が良い
王妃はとても美人で
人当たりが良く国民からの人気が高い
そんな二人の間に生まれたのが殿下
完璧な2人の息子、この国の第1王子
そうともなれば国民からの期待も大きかった
王子が5歳になった頃婚約者が決まった
数多い貴族令嬢の中から
決まった者に手紙が届く
その手紙が届いてしまったのは
カルトヘルツィヒ伯爵の屋敷､､､
つまり私の家だ
手紙が届いたその瞬間から私は
勉学に勤しむ日々が続いた
殿下をお立てするためにお国のために
まだ5歳だった私はそう何百回も
耳にタコができるほど言い聞かせられ
教育を受けた
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作者名：さや
| 作成日時：2023年5月5日 22時
