【d!】ヤンキーと無頓着少女2 (ページ3)

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第53話ページ3

エミ「良かったら一緒にお昼どうですか！」

シャ「あ、おったおった！Aー！昼飯食うでｯ､､､って、またお前か」

A「､､､？」

午前中の競技が終わって昼休みに入った

その瞬間2人同時に声をかけられる

バチバチと火花を飛ばす2人に挟まれているAは

呑気にミニ扇風機に当たっていた

シャ「お前､､､ストーカーか！？キモイからやめた方がええぞ！」

エミ「なｯ！？そ、そんなこと私がするわけｯないでしょう！？」

シャ「絶対やっとるやん！Aこんなやつと関わったらアカンで！こっちおいで」

エミ「わたしは、ｯAさんと、お､､､お友達ですから！！私と食べますよね！？」

A「､､､」

決断を迫られたAは2人の手を握った

そして何を思ったのかそのままてくてくと歩き出す

頭にはてなマークを浮かべるふたりを

引きずってやってきたのは屋上だった

トン「お、待ってたでー？はよおいで！」

ロボ「遅いぞー！！ってあれ？」

ゾム「､､､お前」

エミ「ｯあ､､､Aさ、ｯな、なんで」

エーミールを見た瞬間顔を顰めるヤンキー達に

その圧にビビり散らかすエーミール

彼は裏切られたような顔でAの手を強く握った

エミ「わ、私がｯ､､､どれだけ、酷いことを､､､されたと」

A「､､､」

グル「誰だそいつは、まさか付き合ってるのか？許さんぞ」

A「友達」

エミ「Aさん！な、なんでですか！？わ、ｯわたしのことき、嫌いに、？」

チーノ「ちょいちょいちょいちょい、やめろや」

エミ「ｯひぅ！？､､､あ、危ないですよ！？Aさ、ｯ逃げましょ！？」

一人パニックを起こしているエーミールは

Aの手を引っ張った

それを見たチーノがキレ気味で二人の間に割って入る

その怒りを感じとったエーミールは

さらにパニックに陥っている