不思議な少女3

第110話 ページ12

ショ「あ、おった」


チーノ「どこどこ！？」


らだ「あ、ショッピくんだぁ！」


ぴく「2人ともお疲れ様です」


A「みっけ」









周りを見渡すと


人混みの中からショッピくんが顔を出す


思ったより近くにおったんやな









ショ「おつでーすA探したで？急におらんなるんやめて」


A「ごめん」


らだ「2人仲良いの？」


チーノ「友達です！」


ぴく「､､､へぇ」ｷﾞｭｩ


A「､､､」









そんな握られたらシワになるんだが


これも無意識なんだろう


今度は眉間に皺を寄せて少し不機嫌そうだ


この人全部表情にでるなぁ









A「ぴくと先輩」


ぴく「ん？なに？」


A「順位見に行ってきます」


ぴく「あ、うん！行ってらっしゃい！」









そういうとパッと手を離してくれた


案外あっさりだったな


良かった









A「行こ」


ショ「ん」


らだ「ショッピくんまたねー！」








チーノ「､､､らっだぁ絶対俺の事嫌いよな」


ショ「ノーコメントで」









今度は離れないようにチーノくんの袖を軽く掴む


満員電車のような密集度の人混みの中をかき分けて


やっとのことで順位表の前に着いた


まじでやっと着いた


ここに来るまで長かったぞ？







少し緊張しながらも


下から順に名前を確認していく









A「､､､よし」


ショ「え゛､､､嘘やん」
























僕の名前は1番上､､､1位だった










チーノ「見てみて！！10位以内にはいっとったぁぁぁ！！！」


ショ「負けた､､､」


A「勝った」









僕の名前の下にはショッピくんの名前が書いてある


ということはショッピくんは2位


名前の横に点数もかいてあって


僕はギリギリで勝っていた


まぁ勝ちに変わりないし













見てくれと興奮しながら僕の手を掴むチーノくんと


僕に負けたことに悔しがっているショッピくん


現場はカオスです

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