私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？陸っ！

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「まぁ、同じ会計委員会委員長の文次郎が頼りにならないのはわかる…わかるけどな…







他にも全然いるだろうがっ！！！！！？」


食満が田村の言葉にとって掛かれば
竹谷はまた食満が言った言葉に影響を受け、膝から崩れ落ちては地面に手をついて落ち込み始める


「俺たち頼りになる先輩じゃないってこと…！？」

「少なくても六年生…いや善法寺先輩よりは頼りになる自信があるんだけどなぁ〜？」

「ちょっとそこの尾浜勘右衛門〜？？？
君の先輩がなんだって？？？」



尾浜は余計なことを口走ってしまった
それもそうだ
尾浜はいつだって六年生のいや特に善法寺伊作の不運に巻き込まれていることが他の人たちより多いため、そのように感じるのは仕方がない

だが、果たして先輩はそれを認めるだろうか？
善法寺は尾浜の肩を逃さない訂正しろと言わんばかりに力を込めれば
尾浜もこれにはタチが悪く『やっべ』と焦り出しては先輩のお望み通りに訂正を入れる



「…ｱｰ!!!ｾﾞﾝﾎﾟｳｼﾞｲｻｸｾﾝﾊﾟｲﾊﾀﾖﾘﾆﾅﾙﾅｰ!!」




この二人のやり取りを食満は『何やってるんだこいつらは…！！』と苦いものを噛んだように顔をさらに顰めては

「とにかく！！お前のそのお題は代わりが効くだろ！！
他当たれ！！他を！！！！」




と田村に物申した
もちろん田村がそれに納得するはずがない
この借り物競走で二人きりになるというチャンスを簡単に逃したくはないからだ
ライバルが多いなら尚更というもの




「私はA先輩にお願いしたいんです！！
そういう食満先輩も代わりが効くようなお題ではないのですか！？！？」

「俺のこそ！！Aの他にいないんだ！！！！
なんて言ったって俺のお題は…



















【アイドル】だからな！！！！！」


「…

















それ私じゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!!」

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