私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？肆っ！【RKRN】

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三郎次の言葉にAは顔色を曇らせる
久々知を後輩として大切に思っている三郎次にとって急に自分と久々知が仲良くなることは当然面白くないだろうし
ましてや自分に好意を持ってくれているのであればさらに複雑な心境となることも
Aにはわかっていたからだ

　




「そ…それは…」


「確かに前まではあまりAと話すことなかったんだけど…
あれ以降結構話すようになってさ！
こうやって話せるのも三郎次のおかげだな！」




三郎次になんと声をかけたらいいかわからないAに対し久々知は楽しそうにことの経緯を話しては三郎次に対して礼を言う





しかし、そんな久々知の笑顔が
三郎次には辛いものとなってしまった









「…ぼく…の」












僕のおかげ













僕自身がまいてしまった種だとでも言うのか








わかってる







久々知先輩はそんなつもりで言ったんじゃないってことも











でも











でも…







「三郎次くん…？」









「なんで…」










なんで仲良くなんかなるんだよ…










あんなに久々知先輩のこと避けてたくせに










それに何で久々知先輩の前で
そんな嬉しそうな顔してるんだよ







何だよその顔








そんなの







そんなの…！！！！！
















嫌に決まってんだろうがっっ！！！！！！！！！！














三郎次はAの腕を掴んで
その腕に体をぎゅ〜っとくっつけてしがみつく
そんな腕にしがみついている三郎次は上目遣いでAを見上げる




「先輩は！！！！！！
僕が当番の時にだけ来ればいいんですっ！！！！
ずっと僕のそばにいればいいんです！！！



久々知先輩でも…！！！
伊賀崎先輩でもなくて…！！！！！！



















僕にだけ笑いかけてください！！！！先輩！！」

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