亡者に華を生者に毒を【第5人格】【男主】

提案 ページ6

僕はジャックさんが放ったその言葉の意味を暫く理解が出来なかった．


するとジャックさんはそんな僕をみて気持ちを悟ったのか言葉を続けた


リ「こんなに素敵な絵が描けるのであればきっとサバイバー達を惑わさせるような…そんな風なゲームが成り上がる気がします」

僕はジャックさんの気持ちに応えなきゃと…応えてあげなくちゃ…そう思った…でも。

「ご…ごめんなさい…僕……僕は…」

応えが出ないんだ…いくら考えても僕の中での応えはＮＯとしか出てこない．
もし自分がハンターをやったとする…でもそれで失敗したら周りのハンターの人達からの目が怖くて…考えたら考えたで応えが纏まらなくなってくる

ジャックさんは無言のままだ…怒ったかな…

「あの…ｯ…でも…ｯ！」

リ「A、貴方の事ですから…きっと自分が失敗したらの事を考えているかもしれません、誰かに攻められるのが恐い、評価されるのが恐い、周り目が恐い、そう思ってるのかもしれません、…でも此処にいる皆はそんな風には思わないですよ．皆Aみたいな経験をしているんです…、」

ジャックさんは"それに"…と言葉を続けた

リ「周りが貴方の事を攻めても、私は貴方の味方でいますよ．褒めましょう。それに私自身がAがハンターをやっている姿を見たいのです」


…僕は言ってる事がまた分からなくなった
でも…ジャックさんは言ってた．


ジャックさん自身が僕がハンターしてるのを見たいから頼んだんだって…、


「でも…僕そんなに期待されても…それに合った結果を見せれるかどうか…」

リ「結果なんてこの際どうでも良いのです．私は貴方がやっている所を見たい」


そう言っているジャックさんの声は、目は嘘をついているようでは無く寧ろ仮面の下からなんでもこちらを見透かしているような…そんな感じに襲われる…、

そんな風に言われたら…断れるわけもなく…、


「分かりました…そんなに言うのであれば…僕…やります」

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