亡者に華を生者に毒を【第5人格】【男主】

お話 ページ5

僕は絵が描くのが好きなので良くジャックさんと絵に関するお話をしている、


ジャックさんの生前は素晴らしい絵描きの人らしいんだけど、どうやら二重人格らしくそこで生まれた人格がジャックさんらしい。


でもジャックさんは自分は殺人しかしてこなかったと言っているけど十分絵が上手いのだ．


リ「おや、Aどうしましたﾎﾞｰと突っ立って」

「あｯ、ごめんなさい！ちょっと考え事を…それでなんでしたっけ…？」

リ「ああ、貴方の書いた絵を是非見せて欲しくて、今まではお話だけしてきた仲ですから。良ければ絵も一緒にどうかなと」

「えっと…僕でも大丈夫でしょうか…？」

リ「えぇ、私は貴方が良いのです。」


うぅ…さらっとそんなカッコイイことを言わないで欲しい…でもきっとジャックさんも無意識なんだろうな…


僕はジャックさんと会話をしながら僕の部屋へと案内をした


「絵ばかりでつまらないし…汚い部屋ですが…」

リ「いいえ、全然汚くないですし寧ろ素晴らしいですよ。」

と言えばジャックさんは1つ1つの絵をマジマジと見て回った…が1つ気になる絵があるらしく．

リ「A、この絵は…懐かしいですね、まだ残してらしたのですか」


と言ってジャックさんが指さしたのは
僕が荘園に招待されたばかりの頃に書いた絵だった、


燃え盛る炎の下敷きになっている2人の男女の絵おそらく僕が親に対する感情を絵にしたのだろう．


「ああ…なんで僕もその絵を残してるのか分からないんです…、でも何故か僕はその絵が1番のお気に入りというか…なんと言うか…」

上手に言葉が出てこないがジャックさんはそれをうんうん、と頷きながら聞いてくれている。
ああ…優しい人だな

リ「ところでA1つ提案があるのですが」

「？…はい、なんでしょうか…？」

リ「A、私達と同じようにハンターとしてゲームに参加してみては如何でしょうか」

「……………………ぇ？」

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