亡者に華を生者に毒を【第5人格】【男主】

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「出す時は気をつけてくださいね、熱いのでこれをつけて…」


と僕か言い終わる前にエマさんが持っていたお湯が少し零れてしまった。
お風呂くらいの温度なので火傷まではいかないが

庭「熱いなのぉ〜！！」

エマさんは涙を浮かべてお湯が当たった所を摩っていた

エミリーさんは勿論、心配をしていた為
すぐにその手を水に冷やして湿布を貼っていた

すると、エマさんは申し訳なさそうに僕に謝ってきた

「ううん、大丈夫ですよ少しくらいなら問題ないです、それにエマさんに大きな怪我が無くて良かった」

そう告げれば、お湯の上にボールを入れてチョコを溶かすようにと皆に教えた

その間に僕は、カップケーキを作ることにした
生地を作るだけなのだけど

甘いもの作るのは良いけど彼は好んでくれるのだろうか…もし作って口に合わなかったらどうしようか

そんな事を考えているうちに皆はチョコを溶かし終わったようで


「それじゃぁ、型に入れていきましょう。好きな形にいれていってくださいね」


アルミの入れ物を出して皆の前へと置いて、向こうのグループの人達と目が合った


多少戸惑ったけど、じっと見てくるので
笑顔になってたか分からないけれど、微笑んでみた。


そしたら、トレイシーさん達は全員顔を背けてしまった。あれ…僕なんかしたかな


医「……無意識なのね、それ」

「ぅぇ！？何の事ですか！僕、なにかしちゃいましたか…？」


技「なぁんか、Aさんって母性本能多めだよねぇ」

空「そうね、皆をまとめてもらって凄い助かってるわ、私達じゃ見切れない所もちゃんと見てくれて」

技「やっぱり、ハンターさん達も世話が焼け人達が居るから慣れてるかもね」

空「そうかもしれないわね」


技「わっ…、やば、微笑み方もイケメンなんだけど」

心「？、私はよく見えないので…分からないですけど」

空「あれは、女子でも男子でも惚れるわね」

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