亡者に華を生者に毒を【第5人格】【男主】

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「チョコですか？それまたなんで…」


技「だってさぁ、向こうの荘園じゃ女の子みっちゃんと魔女ちゃんとヴィオレッタちゃんしか居ないんでしょ〜？Aさんがチョコを作る時に他の男子の邪魔が入るとあれかなぁとお思ってね」


確かに…僕らがいる荘園は女性より男性の方が多い、その中で1人だけてチョコを作っていたら周りからちょっかいを出されるのは当たり前だろう…、特にジョーカーさん


調「Aさんは、チョコの作り方とか大丈夫？」


「ああ、…僕試合に出る事が全くと言っていい程無いので、荘園に居る時は良くお菓子作ったりしてるので…そこはなんとか」


一同『(女子力高そぉ…)』



空「それじゃあ、Aさんはこっちのグループで宜しくね」


僕のグループには


エマさん、フィオナさん、ウィラさん エミリーさん



技「うわー、あっちのグループいかにもThe料理下手ばっかじゃん」

空「そんな事言わないの…、だからあっちのグループにAさんを入れたのよ…」

技「そっかぁ〜入れないとどうなるか分からないもんねぇ」

空「まぁ、エミリーさんがいるから大丈夫だと思うけどね」



挨拶を交わしていると僕の端末が鳴っていることに気づいた画面を開くと



ジャックさん今、何処にいられますか?出掛けているようであれば帰りの時間を教えてください


A サバイバーの方々に誘われて、チョコ作りをしてます。帰りはまだ、どうなるか分からないですけど終わり次第帰ります!


ジャックさんスタンプ送信



心配性だなぁ……



そんな事を思っていたらまた端末が鳴り



カールくん今、来てるんですか?


Aはい、チョコ作りに誘われまして

A終わったらお会いしましょう♪


カールくんあ、…ありがとうこざいます…


カールくんでも、無理はなさらないように



僕は、端末をしまえば材料を見渡した



「えぇっと、確認の為に聞きますけど皆さんは料理の経験ありますか？あ、簡単な料理を作ったとかでも良いんですけど」

庭「はいはい！私はエミリーと一緒に料理を作った事が何回もあるの！」

医「えぇ、そうね…、それから料理をした事がある子だと…このチームじゃ…」


と、エミリーさんは言葉を閉ざした


僕は目線をそちらへ移すと

残りの2人が口論をしていた

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