過去 ページ2
僕は物心ついたときから絵を描くことが好きだった.家に居て絵を書いてない時なんてそんな時間無かった。
両親もそれを見ていて初めの方は怒ってたりしたけど僕が随分熱心にやるのを見て次第に僕が描く絵を褒めてくれたり教室にも通わせてくれた。
成長してくにつれ僕の絵は上手くなっていった。それと同時に僕が絵に対する思いが強くなっていった。
"もっとリアルに"
"見た人を魅了するような"
"まるで今にも動き出しそうな"
そんな風に思うようになった。
だから僕は絵を描いた。
描き続けてきた
賞も何度も取ったし展覧会も開いた.
だけどその思いが強くですぎていたのか
周りの作者が描くようなより程遠く離れた
そんな絵を描くようになって行った
それも僕が思っていた通りに
"リアルに"
"魅了するような"
"動き出しそうな"
だけど、それは皆が僕を見る目にも影響してきた。
あまりにも僕が描く絵がリアルすぎたのだ
本物と比べたらどちらが本物か分からないくらいそんな絵なのだ.
僕は1つの才能だと思って周りから褒められると思った
だけど、周りの人達は僕を変な目で見るようになった。
「あの子の描く絵はリアルすぎで気持ちが悪い」
「普通くらいがちょうどいいのに」
なんてそんな事ばったり言い出されて
次第に僕の絵を皆見なくなって
最終的は僕の事を見なくなった
家族も友達も周りの人も
それでも僕は描き続けたもっと完璧にする為に絵をずっと、ずっと、
ある日、家が火事になった、
僕は絵に夢中してて気付か無かったがパチッと火が散るような音がしてようやく気づいた.
僕は急いで部屋から出ようとしたが扉は何故か開かなかった外側から何かで閉ざされてる様なそんな重みを感じた
だからしょうが無く窓へ手をかけた
でも既に1階は炎が燃え広がっていて窓の下も炎の海だった
慌てて外を見た両親が居たでも僕の事なんか見ていないようで消防隊に何か話している
そんなの僕には聞こえないだけど何を言っているのかはなんとなく想像が出来た
僕は炎にのまれて死んだ
はずだった、でも次に僕が目を覚ました場所は身に覚えの無い場所だった。
仮面をつけた女がここは荘園だと、ここは貴方の才能を求めていると、そう言った。
僕は正直どこでも良かったのかもしれない
この才能を誰かに認めて貰えるならそれで良い
これが、僕が荘園に来た時の話、
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はるみや(プロフ) - 夜月さん» クズ男なのにゲーム内の声イケメンでムカつきましたww声さえ言い訳じゃないのにwwありがとうございます!頑張ります! (2019年5月5日 13時) (レス) id: 52912103ca (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 弁護士クズ前歯ってww違いますよwクズ男です!この作品好きです!! (2019年4月27日 23時) (レス) id: ab61f529ee (このIDを非表示/違反報告)
はるみや(プロフ) - あみさん» 本当だ!ずっといードラだと勘違いしてました…wお恥ずかしい、教えて下さりありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします (2019年3月30日 18時) (レス) id: 4604336f58 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 初めまして!小説とても楽しく読ませていただいてます!一つ気になることがありまして、夢の魔女の名前はイードラではなくイドーラだと思います。確認お願いします。 (2019年3月30日 14時) (レス) id: 2a94a75ff9 (このIDを非表示/違反報告)
はるみや(プロフ) - ぐうたら猫さん» ご指摘ありがとうございます.医師の名前は前にもご指摘頂きました。間違えてしまってもうしわけないです (2019年3月7日 22時) (レス) id: f4c4dcd5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるみや | 作成日時:2019年2月12日 6時