フードの彼と自由人【監獄学園~ﾌﾟﾘｽﾞﾝｽｸｰﾙ~】

勝利 ページ34

キ「そのガクトが現れた時……その時が裏生徒会…アンタ達の終わりの時だ」


廊下から聞こえる複数の足音


勝利の足音




ｶﾞﾁｬｯ



女子生徒『会長！痴 漢を捕まえました！！』



ガ「み…皆の者…待たせたでござるな…！今日の作戦を編み出した平成の軍師…諸葛岳人参上でござる！！」



女子生徒にガクトがボロボロにされているが、私達は…ついに………




私達は、裏生徒会のDTOのことを全て話した。


ガクトが命懸けで取ってきた証拠と共に



花「私の…せいだ…キヨシ…おまえだろ………」



キ「ええ…あの時に…花さんの隙をついて鍵を開けました……」



花「スキ……だと？あれは私を騙すため…？私の注意をそらすた…め？」


キヨシは静かに告げる

キ「……すいません…」


花『っ…クソ……キヨシィイイイイイイイイイｯ！！！！』




花ちゃんの鋭い蹴りがキヨシの腕にクリーンヒットする



貴「！！キヨシ？！」


め「やめろ！！花！」


理「やめたまえ！」


花「キヨシ…テメェ……殺 してやる！！」


次は花ちゃんの拳が振り上げられる


ｶﾞｯ…


鈍い音が響く




しかし、殴られたのはキヨシではなく…




花「か…会長」



ま「…もういいの花…貴女のせいなんかじゃないわ…」



まりチャンがすぅ…と息を吸う


ま「本当にごめんなさい。全て私のせいです。」




ﾎﾟﾀ…とまりチャンの口から血が垂れる


理「会長…それは…この計画は裏生徒会…君たちの仕業と考えていいの…だね？」



ま「はい」


一瞬の間もなく、答えた



理「了解した…君たちの処分は追って下されるだ…ろう…」


理事長が私達に向き直る



理「君たち……これまでの罪は償ったものとする。つまり…今、このときを持って……君たちは…」


私達は……









　 自 由 だ 。

祝！第一部完結(ノ*´∀`)ノ→←明日はまた来る

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