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【壱馬×A】
アトリエの外に来た2人。
冷たい夜風が髪を巻き上げ、ぶるっと身体を震わせる。
壱馬がおもむろに口を開く。
壱馬「…なんか、朝の…謝りたかった」
A「…いや…、そんなの、私が悪いから…」
壱馬「ほんまにごめんな」
A「…ねぇ、謝らないで下さいよ…壱馬くん全然悪くないのに。」
壱馬「Aのこと傷つけるやつは、自分でも許せないから」
横澤『ねえ…壱馬…！！！！』
Ami『切なすぎる…』
Aは不意に、目を潤ませた。
壱馬はそれを見て、驚いたようにAの肩に触れる。
壱馬「ごめん、泣かせるまでして…」
A「違うの、…なんでそんな優しくしてくれるの？、…」
壱馬「そんなの決まってるやん…」
A「…」
壱馬「1番辛かったのはAなのに、無神経なこと言って悪かった」
A「…朝のは…私が悪かったんです。ごめんなさい」
壱馬「ほんまにそれは違うから。笑 謝らんといて」
A「…今日…出かけちゃったし。全然貢献できてない」
壱馬「今日、楽しかった？」
A「うん。」
壱馬「行ってよかった？」
A「…勿論。」
壱馬は笑ってうなずいた。
壱馬「…よかったやん。安心した」
A「…そんなに優しくしないで」
壱馬「なんで？」
A「…壱馬くんの優しいところに、甘えちゃいそうな自分が怖い…」
横澤『…え、』
Ami『そっち！？』
壱馬「…Aは今、すごい自分の気持ちに整理ついてないと思う」
A「…うん」
壱馬「そこで俺が弱みにつけ込むようなことはしたくないし」
A「…うん…」
壱馬「Aの気持ちが落ち着くまで待ってる」
A「……」
思わず、1粒の涙をこぼしたA。
壱馬はポケットからタオルを出し、Aに渡した。
Ami『えー！！かっこいい！！』
松田『ここで触らないところがいいですね』
壱馬「俺の気持ちは変わらないし、Aを困らせるようなことは絶対したくないから」
A「…うん」
壱馬「…今は、作業に集中して、Aのためにも…健太さんを復活させたい」
A「…、…」
タオルでぬぐっても、また涙がこぼれた。
壱馬「だから、ごめん。でも…朝言ったことも嘘じゃないから」
A「うん…」
壱馬「無理だけはするなよ」
A「…うん…ありがと…」
壱馬は微笑んで、黙ったままAが泣き止むまでしばらくそこにいた…
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【オオカミくんは誰だ?】
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月22日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
OREO(プロフ) - いつも楽しく見させていただいています！私は翔平くんと結ばれて欲しいです。最初からアピールして頑張ってるから翔平くんと結ばれて欲しいと思います！！ (2020年3月7日 19時) (レス) id: d615731826 (このIDを非表示/違反報告)
あいる - 壱馬くん！！ほんとにほんとに報われて欲しい (2020年3月7日 17時) (レス) id: e381e419a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - ずっと一途な壱馬くんと結ばれて欲しいです！ (2020年3月7日 17時) (レス) id: d8be877977 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - 一途にずっと主人公を思っている壱馬くんと結ばれて欲しいです (2020年3月7日 17時) (レス) id: 9ef64abfed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月1日 19時
